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トーハク東洋館に初侵入!?

昨日、都内に出る用事が済んだ後、上野の東京国立博物館を訪れました。
今回の行き先は、本館の向かって右手でシンプルに佇む東洋館
常設展である総合文化展のうち、「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示している施設です。

東洋館 外観

一番のお目当てはこちら。「中国の陶磁」コーナーにあります。

清時代 五彩花卉魚藻文大皿
同作 中央部分のアップ

美術好きの友人に「面白い作品がトーハクにありますよ」と教えてもらったのです。
周りの牡丹等は「お澄まし」した正統派中国美術なのに、真ん中の魚藻文に躍動する遊び心ときたら!
何とも楽しそうに笑っているように見える魚たちを観ていると、こちらまで愉快な気分になってきませんか?

そのほか、東洋館全体で印象に残った作品をご紹介しましょう。
嬉しいことに、東洋館では、一部作品を除いて基本的に写真撮影OKでした♪
(明や清の時代の扇面書画はとても素敵だったのですが、撮影NGで残念。)

以前から好きな青磁。

元~明時代 青磁鉄斑八仙文八角瓶

お墓の副葬品の数々。

唐時代 三彩駱駝
かなりの大きさでした 高さ1メートル弱?
唐時代 三彩梅花紋壺
何だか可愛いらしくて気になりました
後漢時代 緑釉羊圏
当時の羊舎を模したもの
死者の安寧を願い、こうした模型も副葬していたのだそう

パッチワークみたいで目を惹かれた、石畳文様の織物。

明時代 五彩鱗形宝尽し龍丸文様金襴


会場でひときわ目立っていた華麗な作品

後漢時代 揺銭樹

小さいながら、迫力のある獅子像。10世紀のものです。

五代~遼時代 獅子像

というわけで、列挙してみたら、みんな中国のもの。改めて驚いています。
かの国の底力は計り知れませんね(@_@)
最後にご紹介するのは、松岡美術館の常設展で好きになったガンダーラ仏。
エキゾチックです。

2世紀 菩薩交脚像


恒例、私にとってエンタメにつきもの! の美味しいもの。
昨日、トーハクの前に腹ごしらえをしたのは、担々麺で有名な新橋の名店、美華園の夏季限定メニュー、冷やし担々麺。
昼休みのビジネスマンたちに交じって啜りました。
きりっと冷えた麺、濃厚クリーミーかつ程よい辛さのスープ。噂通りとても美味しかったです。

美華園 冷やし担々麵


1日前の猛暑に比べれば、しのぎやすい1日で助かりました。

猛暑に暴力的な風雨。全国の皆様、どうぞお気をつけてお過ごしください。



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