トーハク東洋館に初侵入!?
昨日、都内に出る用事が済んだ後、上野の東京国立博物館を訪れました。
今回の行き先は、本館の向かって右手でシンプルに佇む東洋館。
常設展である総合文化展のうち、「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示している施設です。
一番のお目当てはこちら。「中国の陶磁」コーナーにあります。
美術好きの友人に「面白い作品がトーハクにありますよ」と教えてもらったのです。
周りの牡丹等は「お澄まし」した正統派中国美術なのに、真ん中の魚藻文に躍動する遊び心ときたら!
何とも楽しそうに笑っているように見える魚たちを観ていると、こちらまで愉快な気分になってきませんか?
そのほか、東洋館全体で印象に残った作品をご紹介しましょう。
嬉しいことに、東洋館では、一部作品を除いて基本的に写真撮影OKでした♪
(明や清の時代の扇面書画はとても素敵だったのですが、撮影NGで残念。)
以前から好きな青磁。
お墓の副葬品の数々。
パッチワークみたいで目を惹かれた、石畳文様の織物。
会場でひときわ目立っていた華麗な作品
小さいながら、迫力のある獅子像。10世紀のものです。
というわけで、列挙してみたら、みんな中国のもの。改めて驚いています。
かの国の底力は計り知れませんね(@_@)
最後にご紹介するのは、松岡美術館の常設展で好きになったガンダーラ仏。
エキゾチックです。
恒例、私にとってエンタメにつきもの! の美味しいもの。
昨日、トーハクの前に腹ごしらえをしたのは、担々麺で有名な新橋の名店、美華園の夏季限定メニュー、冷やし担々麺。
昼休みのビジネスマンたちに交じって啜りました。
きりっと冷えた麺、濃厚クリーミーかつ程よい辛さのスープ。噂通りとても美味しかったです。
1日前の猛暑に比べれば、しのぎやすい1日で助かりました。
猛暑に暴力的な風雨。全国の皆様、どうぞお気をつけてお過ごしください。