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思ったら、即動く

私は落ち着きがないと言われる
口に出すと同時に手が動いてることがよくある

これは性分だから仕方ない

なので、
浅はかな行動として失敗は山ほどやってきた
繰り返し失敗して少しずつ成長した

そして、己れがどれほどのものかもわかってきて、ある程度腹を括って失敗については覚悟するようになってきた

いつのまにか歳を重ねてしまって
今の自分があるが

思ったら動く

が自分の定番かもしれない
ひらめいたら動くでもいい

癖のようなものか
気がついたらそう思えるようになった

良いとか悪いとかじゃない

悩んで何もしないのも個性だ
心に思っていても行動で移せなくても、それはそれで良い

人間はすぐに変われないようにできている
と思ってるので
自分が感じなければ変わる必要はない

それにしても
理想や常識を押し付けられて
変容を求められている人がなんと多いことか

腹落ちも覚悟もないのに
行動に移しても
ただの付き合いでしかない

同調圧力に押されて
そうしないと生きていけないから
仕方なくやってるに過ぎない

落ち着きのない私は
そう言う謎の圧力に嫌気がしているのだろう

私はいつのまにか、
おかしなことを言われる前、
押し付けられる前に
動くようになっていた

後から、陰口、悪口叩かれまくるけど
出過ぎるとそうでもなくなるし
何も感じなくなった

自分がやったことが良い結果をもたらしたことも数多くあるし
こそこそ言ってる人々はそのうち、私がやろうとしてきた意味をわかる日がくるって思ってるので構わない

もちろん、攻撃されたら戦うまでだ


気をつけないといけないことは

私が圧力を生み出している事だ

されて嫌なことはしたくはない
が、組織で生きていると
そんなに、単純じゃない
やっぱり、お願いと言うことはしないといけない

そこが難しい
仲間には心から動いてほしいのだ


さて、「思ったら、動く」は
ある時に気がつかされたことから
始まった

司馬遼太郎の「世に棲む日日」
と言う小説を若い頃に読んだのだが
吉田松陰の生き様が書かれてあった

私は彼の想いの強さに惹かれた
彼の思いや行動が、彼自身を非業の死を招き、多くの志士を産み出した
そして、この国を変えた

彼自身は、豪快な性格どころか非常にストイックで生真面目な優しい人だったようだ

がその行動は、すざましく
国禁をいとも簡単に破っていく

私はあの時代・幕末に生きた総ての志士が好きだ
佐幕派、倒幕派みんなそれぞれの矜持があって立場があって
命を削ってきた彼らにいつも畏敬の念を抱いている

歴史への想いはまた別に書くとしよう


やらなかった後悔だけはしたくない

この一点に尽きる

この章はここまで

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