好きな曲は好き~A-TEEN/SEVENTEEN~
はじめに
昨日は17才の曲を、今日はSEVENTEENの『A-TEEN』という曲についてお話しします。
曲名をぜひ発音してみてください。
えい、てぃーん、えいてぃーん、Eighteen、18歳です。
…この昨日からの流れ完璧!なんて思ってませんよ…。
(うそです、ちょっとおもっています)
この曲は韓国語の歌詞なので翻訳されている方を参考にさせていただきました。
この曲は韓国での青春ドラマ:A-TEENの主題歌になっています
このドラマの話数は多く、それだけ、各登場人物の心情を大切に演出していると感じています。
そのため、公式でも2期のMVが作られるほどです。
ぜひドラマも見てほしいほどです。
また、この曲はSEVENTEENの全メンバーが歌っているのではなく、5人のメンバーが歌っています。
青春の悩みと憧れと想像と素直な気持ち
イントロは爽やかなオルガンのような音から始まります。
跳ねるような、ポップなリズムがタイトルとよく合っています。
私はこの、ホシとディノという声に力強さがあるメンバーが歌い始める点が大好きです。
幼さというか、素直さがそのまま声に現れていることが伝わってくるからです。
多くの人が経験したことがあるであろう、十代の悩み、大人への憧れと想像、これらが素直に歌になっていて、大好きです。
ここからラップパートに入ります。
十代の時、すなわち大人になってから考えると所謂“青春”だった時期、その真っただ中には「今が青春だ!」と自覚することはほとんどなかったような気がします。
なんとなく、「高校生の頃は今しかないから」ということはわかっていて、目の前の勉強と人間関係に一生懸命になるしかなかったです。
だからこそ、「青春の始まりも終わりもそんな決まりは必要ない」そう言ってくれているような気がしました。
「もっと大人になったら、余裕のある人になって…」なんて妄想は叶わず、いつでも目の前のことに必死になるしかないです。
私のいろんな記事で言っていますが、スクールオブロックの遠山校長が言っているように、「青春は終わらない」のですから。
私の高校時代は、目の前にある勉強と人間関係に一生懸命になるしかなかったです。
そんな私の“青春時代”をこの歌詞が端的に言い表してくれていると思いました。
テストや模試の結果で一喜一憂するよりも、友人と笑い合いながら部室でお菓子を食べる、下校する、そんなときが一番楽しかったです。
それが私の素直な気持ちです。
大切にしたい君の全部を僕に話して
次の歌詞です。
この部分は恋愛的にも友情にも聞こえます。
私は友情だと捉えました。
辛い勉強も、上手くいかない両親との人間関係も、その愚痴を聞いてくれる誰かがいることが、どれだけ私の大きな力になっていたか。
また、私は緊張しいでした。
部活の大会時には、他のメンバーよりも緊張していました。
おそらく1人で4人分ぐらいは緊張していました。
それでも、なんとなく人前に立つと上手くできて、それはきっと緊張していない、信頼しているメンバーが隣にいたからです。
ひとりだと絶対に上手くいかなかったです。
それも、他のメンバーが緊張していなかったからだけではなく、そのメンバーが助けになるとわかっていたからです。
そういう点で信頼していたからです。
だからこそ、私もメンバーの力になりたかったし、頼ってもらいたかったです。
ほんとは全部話してほしい。
あなたの理解者になりたい。助けになりたい。
そう深く思ってしまうほどに、です。
でも同時にこんな気持ちは、行きすぎると危険になるってわかってました。
嫉妬の元になるからです。
でも、そう思うぐらい友人を礼儀を以て大切にしたいって思っています。
こんな誰かに必要とされたいという気持ち、誰かの支えになりたいという気持ち、そんな素直な欲求もこの歌詞に表れていると思います。
また、ドラマの「A-TEEN」でも恋愛と友情の場面が多くあります。
そんな場面ともリンクする歌詞です。
ここからサビです。
ここはサビにしては、ゆっくりとAメロから変わらないリズムで進んでいきます。
それぐらい大切で大事だった瞬間を歌っていると感じました。
ポップなのに、一向に明るくならない、何だか切なさを含んだメロディーです。
この感じが、不器用で、上手くいかないこともたくさんあって、悩みもある学生時代をよく表現していると思いました。
18歳の瞬間
二番です。
この前半の歌詞は周りが何であろうと自分たち世界で楽しむことができる学生時代特有の世界観だと思います。
幼い頃しかできないことです。
無敵感です。
後半は初恋のような感じでしょうか。
学生時代の初恋、淡くて叶っても叶わなくても一生思い出せる大切な思い出です。
その様子が、また素直に表されている部分が素敵です。
この曲は18歳の青春時代について歌っています。
ご存じの方も多いかもしれませんが、韓国では最近まで“満年齢”という数え方で年齢をカウントしていました。
そのため、同じ年生まれでも韓国人の方が一つ年上になります(数字上は)。
つまり、この曲における18歳は、日本でいう青春真っただ中の代名詞、
”17才”なのです。
ベボベの17才と同じ歳を想定して作られているはずです。
そう考えるともっと見方がもっと増えますよね。
さいごに
この曲は、ドラマの主題歌だったこともあり、学生の悩みや感情に沿った曲になっています。
青春を代表するセブチにとっても似合う曲です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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