「◯◯市(仮称)地域交流センター整備基本構想(案)」への意見



あづくて、秋が待ち遠しいぽんニャンです😃

うちの自治体で、地域交流センターなるものを建てる計画があります。
ザックリ言うと、役所・議会・図書館・保健センター・市民の交流の場が一体となった施設です。
その意見を市が広く募集してましたので、意見書いてみました😆

長いですが、どーじょー😃👍

私は一貫して地域交流センター整備には反対していますが、反対意見と同時に、建設計画が進んだ際の意見を述べさせていただきます。

【反対意見】
・立地に適していない
国立極地研究所船木准教授が示されたように、佐沼地区は低湿地帯で、ある種底なし沼のような状態です。
同地区は今までも何度も道路が冠水するなどの災害に見舞われています。東日本大震災でも、電柱の傾き、道路のひび割れや寸断などが発生していました。
登米市には地盤の硬い北上山系があります。地域で言えば登米町より東の地域です。
市役所、議会、図書館、保健センターなど、行政の中枢となる場所であるなら、災害が起こりにくく、いざとなった時に住民が避難できる場所へ建てるべきです。

・計画内に経済成長の見通しがない
人口減少や経済的問題を挙げながら、建設後の人口推移や経済成長率などがありません。
変わってあるのは、何かふわっとした『いいこと』風なもので、『人口減少、経済衰退を受け入れて、その中でできることをやるしかないよね』という後ろ向きな目標です。
コンパクトシティ・プラス・ネットワークという概念はわかります(賛同はしません)が、それにより地域経済が発展するとは思いません。コンパクトシティ自体が、小さい範囲で経済活動することに他ならないからです。
さらに、コンパクトシティが実現すれば、政府はコンパクトシティで地域が回るならいいだろうと、さらに予算を削るのは必定です。これは、更なる地域経済衰退の道と言えるでしょう。

・公務員減少による公共サービスの質の低下
行政と立法機関を一つにまとめるということは、その分人員整理に繋がっていくでしょう。
公務員の数って足りてますか?4割非正規で、あらゆるところに人が足りていないのではないですか?里山整備、地域医療、福祉、保健事業、道路、河川などなど。
市民が安心して暮らしていくには、しっかりした行政サービスが必要です。それには人を良質な雇用で確保して、市内の至る所に配置する方が良いに決まっています。
コンパクトシティは、市民が自らアクセスしなければなりません。子ども、高齢者、障がいのある方は、サービスを受けられなくても良いということですか?
また、公務員は国と自治体からお金をもらい、地域で消費する消費者です。公務員を減らすということは、地域で消費されるお金を減らす=税収を減らすということです。

【建設計画が進んだ場合の意見】
・図書館
図書館は必ず直営でお願いします。指定管理、PFIは、コスト重視に陥りやすく、蔵書に思想が反映されやすくなり、偏った蔵書になりがちです。また、イベントも必ずしも市民が望むものをするわけではありません。
直営であれば、図書館の理念に基づき、できるだけ満遍なく蔵書されます。それは公務員の行動が、憲法で縛られるからです。学問の自由、言論の自由、思想・信条の自由、信教の自由がそれにあたります。
司書は必ず配置。学校司書も配置。市の面積が広いので、移動図書館は最低3台配置していただけますよね?

・公務員人数は減らさず、増加させる。
公務員の必要性は述べました。サービスの質の確保。地域経済の維持のため、宜しくお願いします。

・経済成長の試算、人口増加の見通しを立てる
先に書いたように、試算がありません。『人口が減ってきてるから仕方ないよね』なんて、何を諦めているのかな?と思います。地域交流センターを中心に、医療、保育、教育、医療、福祉、交通などの社会的共通資本に人物金を注ぎ込んで安心して暮らせる生活基盤を作り、経済発展と人口増加を目指していただきたいです。

【根本にあるもの】
『国にお金がない』などという、1970年代のニクソンショックで『金本位制』から『管理通貨制度』に変わったのに、いまだに『金本位制』かと。
化石政治かと思っています。
結果、『市場原理主義』がはびこり、公共の概念まで壊されました。
私は行政に期待しています。
お金は国が作っています。
地域行政が市民に安心して暮らせるような社会的共通資本を形成するため、これだけの金がいる。
国が金を作ってるのはわかっているんだから、とっとと出せ❗️と言えなければならないと思います。

皆さんには頑張っていただきたいです。

宜しくお願いします❗️

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