8月の読書記録
今月読んだ本について忘れないうちに簡単にメモしておこうと思う。
儚い羊たちの祝宴(新潮文庫)
ミステリーの短編。とにかく読んでむずむずする面白さ。夜中や気分が落ち込んでいる時はお勧めできない。イヤミスというより暗黒ミステリー。
文体は読むやすいし、描写力があるから想像しやすい。
悲しみよ、こんにちは(新潮文庫)
サガンはいつか読みたいと思っていたのでちょうど読めてよかった。YouTubeの「木曜日は本曜日」の中で上白石萌音ちゃんが紹介していて手に取った。
最後の一文が秀逸。あの若さでこれを書いたのはすごい!の一言。夏に読むべき一冊かな。
夜明けのすべて(水鈴社)
瀬尾まいこさんは久しぶりで文体がすごく読みやすい作家さん。最近ではよく映像化もされていて、これも映像化が決まっている一冊。
推しが主演をしているので手に取った本。
優しくて暖かくて、心の不調や理解してもらえないしんどさを抱えてる人に読んで欲しい一冊。
とにかく読みやすい。
アリスが語らないことは(創元推理文庫)
海外ミステリー。全420ページの後半300ページあたりから怒涛の追い上げを見せる話。
これも夏におすすめの一冊。
探偵や警察ものに飽きた人にオススメ。
これから読みたい本
かか 宇佐美りん
i 西加奈子
スワン 呉 勝浩
氷菓 米澤穂信
そしてミランダは死んだ ピータースワンソン