電力会社の株価急落で思うところ
私は、高配当ポートフォリオを作っています。それを構成する個別銘柄で「東北電力」を保有しています。
7/29の決算により「経常損益は2,000億円の赤字見通し」となり、株価が急落しました。
業績悪化の要因としては
・福島県沖を震源とする地震の影響による
-設備の復旧費用
-代替電力の調達コス ト増加
・燃料価格および卸電力取引市場価格の高騰
との事です。
東北電力に限らず、電力会社では「燃料価格の高騰」により、電気料金を値上げせざるを得ない状況と思われます。
電力は、社会インフラなので電気料金の値上げは、
・家庭での生活費UP(直接的な影響)
・企業での活動費UP→企業利益の低下や商品価格への転嫁など(間接的な影響)
へと繋がります。
当面、東北電力の企業経営は苦しい状況が続く事が予想されます。結果、短期的な運用成績を求められる機関投資家は、株式を売却したものと思われます。見事なまでに急落ですね。
これを受け、私は「買増し」をしました。投資の格言で「落ちるナイフはつかむな」とありますが、「つかみまくり」で流血ですね。
買増した理由は単純で、数年後の中期的なスパンで見れば
・電気料金の値上げによる収益確保
・地震に配慮した設備投資など
が見込まれると考えたためです。
現在、物価は値上がり基調です。苦しい状況の電力会社に投資(応援)することで、近い将来 収益の改善→株価回復/高配当になることを期待しています。「物価インフレにも負けない資産」に成長すればと思っています・・・。
※本記事は、特定銘柄の購入を推奨しているものではありません。個人的な意見であり、投資は自己責任が原則ですのでご注意ください。
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