不登校の日記
夜のベランダにいる。静かでひんやりしていて気持ちがいい。葉っぱの匂いもしていて、自然が近くにあることを実感する。車の音が遠くから聞こえてくる。色んなものが遠のいていて、今は自分しかここには存在していない。米津さんが夜は許しの空気があると言っていた。今は、その感覚がなんとなく身に染みている。
長く休んだことで、体が健康的になってきた。
心も体も自然と整ってきた。多分いいことなんだけど、やっぱり前向きな気分にはなれない。
前まで正常に働かなかった機能が動くようになってきて、考えなくていいことを考えるようになってしまった。休んでいるということにより実感をもつようになり、罪悪感を覚えるようになった。どうしようもなく寂しくなってきた。今日も明日も流れる時間が怖くなってきた。みんなが学校行ってる間行かない自分が惨めだと感じるようになってしまった。