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サンカラ英語:[TOEIC 900点は機能語探しゲームから始めよう]

こんにちは。『見栄なし投資法』のオバちゃん、サンカラゴです。No+eに、手前勝手な目線で投資に関するブログ書いてるんやけどね?今まで書いたブログの中の反響で、 [見栄なし投資法:TOEIC 900点と投資との共通点 (読んでや〜)]のアクセス数とスキ数が、他の自信作ブログよりも圧倒的に多いので、ああ、世間の皆さんは、投資なんかよりTOEICとか英語の学習に興味がありはんねんなぁ、ってよく分かってね。

きっと皆さん、オバちゃんみたいな中1から高3まで学校でしか英語習っていない典型的な昭和人間が、大人になってからやり直しした英語の勉強で、なんでTOEICで900点取れてるんか、ご存じになりたい方も多いんかな〜思て、例のセンセに聞いてみたんよ。センセ、No+e書く気ありませんか?って?

そしたら、まああのセンセらしく、今抱えてる生徒さんの成果を出すのに集中したいのと、人気講師になるための宣伝活動する気もないし、時間が取れない言うて、断られたんよ。

でも、オバちゃんがそうやったように、センセのメチャメチャ論理的な授業は、1回でも真面目に英語を勉強したことがある人は、腰抜かすくらいビックリするし、役に立つと思うんよ。それこそ、オバちゃんがいつも言うように、皆さんに流布するのも未来の日本に投資する活動の一端になると思ってな。

じゃあ、センセ、私が書くんで、先生は解説だけしてくれはりますか?言うたら、それならいいですよ、ってことで話がまとまったんよ。

と言うわけで、生徒目線のオバちゃん執筆や!え?関西弁嫌い?じゃあ、堪忍やけど、諦めて。このセンセ曰く、生徒が「自分の好きなやり方で教えて欲しいことに拘る生徒」いうのは、絶対ではないけれど、伸び率が悪い、ってことやしね。

最初からキツいこと言うようやけど、頭悪いから伸びへんのと違う、てセンセ言いはるんよ。性格悪いから伸びへん、、、て、相手に自分に合わさせるのでなく、自分が相手に合わせる、いう意識を最初に持ってください、ってことなんよね。

それでも、「結果が出したい」がゴールなら、オバちゃんが関西弁だろうが、ヤンキー言葉であろうが、まずは、自分自身に「何を究極に手に入れたいか?」を尋ね直して、心の整理してみてや。自分の今持ってはる中途半端な英語の知識に対する執着とかプライドが大事なんか、自分に合ってる勉強法を探しているという時間を過ごしたいんか、学んでいると実感できる一瞬が欲しいんか、でもそれらが「結果を出す」ことへの執念を上回るようやったら、やめておきなはれ、ってことですわ。

まあ、脅すばかりやと、どんな授業なんか分からんと思うから、センセが授業2時間目くらいに教えてくれた話をチラッとだけするで?これが、面白そう、と思ったら、有料版を買ぉてや〜?収入はセンセに質問する受講費に充てさせてもらいます〜。

今回は「機能語」ちゅう話をしようと思うわ。

英文読み始めるやん?知らん単語だらけ、とか、一文がやたら長い長文やと、もうそれだけでやる気無くすことありませんか?オバちゃんもセンセの授業受ける前は、長い英文見たら、あ〜こりゃ絶対分からんわぁってなっててんけどね?

センセは授業1時間目に、「場所ルール」言うて、英語の場合は日本語と違って、一つの単語に複数の品詞があるから、如何に単語の配置や順番が大事か?いう話をしはるんよ。まあ、これはセンセの特別授業で、オバちゃん要らんこと言うて、違ってたら悪いから、今日は飛ばすで。

「場所ルール」も、ヘェ〜って思ったけど、最初の頃びっくりしたんはこれや。センセの質問。もし分かりにくそうな文やったら、「英文はどこから読み始めますか?」ではなく、「英文は何から探しますか?」やった。

この時は、他の生徒さんとのグループオンライン授業を受けてて、オバちゃん、心の中で、「主語や主語」って得意げに思い浮かんだ言葉を、もしセンセが「サンカラゴさん、どうですか?」って聞かれた時用に、準備してたんよ。

そしたら、誰かが「主語ですか?」って言いはった。オバちゃん、多数決ちゃうけど、あっ、おんなじや〜と思って、正解かな〜と思って、センセの画面見たら、相変わらず目は笑ってなくて、作り笑いちゃうか?と思う微笑みで、「じゃあ、主語はどうやって分かりますか?」ってきたんや。

え?主語?主語は、、、ふ〜む。なんとなく英文の最初にある単語ちゃうん?いや、え?待って?オバちゃん、読み始める最初の単語の見つけ方、知らんやん!!!

英語は中高6年間やってきたし、成績だって別に酷くなかったで?それやのに、や。[TOEIC 900点と〜]にも書いたけれど、The Wall Street Journalの記事を理解できる英語力を目標にするオバちゃんは、英文どこから読み始めるか、主語の見つけ方さえ、分かってなかったぁ、と言う現実の自分を鏡で見せられたような気持ちになったんや。ショックやった〜。

そしたら、センセ「主語でも良いですけど、あまりに文が長いと、述語から見つけた方が、文の構造が見えやすくなります」って来たわけ。

ジュ、じゅ、述語〜?そんなん聞いたことがない。述語から探せ、っていう英語の先生、知ってはる?はぁ?授業始まって最初の5分の問いかけから、心臓ドキドキ、頭の中真っ白って感じでしたわ。

みんな他の生徒さんも、えぇぇ?って、多分瞳孔開きまくってはったと思う。そしたら、イケメンの若いお兄ちゃんが、「じゃあ述語はどうやって見つけますか?」って。もうこの時、皆んなシーンてしてもうて、誰も周りにアホと思われるのが嫌やと思うし、この単純な質問できんかったんやけど、結局このお兄ちゃんが単刀直入に簡単な質問してくれはって、皆んなありがたかったはずや〜。

で、先生の答えはこうや。会話式にするで?

イケメン:「じゃあ述語はどうやって見つけるんですか?」

センセ:「まず述語を見つける利点というのは、一文全体の構造が見えることなんですね。そして、主語とは違って、この述語もしくは述語部と言うのは、その造りが21パターンしかないんです。ですので、その21パターンのどれかを見つけたら、英文構造が一気に見えて、『場所ルール』で主語も確定できるし、単語を訳し始める前に、文全体が訳せます」

イケメン:「21パターンですか? それだけですか?」

センセ:「う〜ん。そうですね。でも実際の英文では12パターンくらいしか使われないんですけどね?」

オバちゃん(心のつぶやき):「12?ホンマに?そんだけ?」

イケメン:「動詞を探せば良いってことですか?」

オバちゃん(心のつぶやき):「お兄ちゃん。エエよ〜。オバちゃんも、おんなじ事思ってるでぇ?」

センセ:「でも、どれが動詞って、(イケメンの名前)さん、区別つきますか?」

イケメン:「たしかに。。。知らない単語だったら分かりませんね」

オバちゃん(心のつぶやき):「・・・また頭真っ白や・・・」

センセ:「では、その21パターンの一つ、現在進行形を考えてみますね。現在進行形は、どういう造りでできていますか?」

数人の皆さん:「be+ingですか?」

センセ:「その通りです。しかも”現在”進行形ですから、もっと絞られてis+ingかam+ingかare+ingの3つしかないんです。つまり皆さんがすでにご存じの『機能語』の組み合わせを見つけたら、それが述語部を作っている、とすぐに分かります」

オバちゃん(心のつぶやき):「ふ〜ん。単語を訳すんと違うんか〜。単語の造りや、組み合わせの部分を機能語って呼んで、それをヒントに文の構造確認先にするってことか〜?」

別の生徒さん:「つまり『機能語』をヒントに述語を探せってことですね?」

センセ:「その通りです」

また別の生徒さん:「ということは『機能語』が前回習った『場所ルール』の配置ルールのヒントになるって考えて良いですか?」

センセ:「まさに、その通りです」

オバちゃん(心のつぶやき):「きゃ〜。前回とつながった。そうやって場所ルールが確定されていくから、単語の意味知らんでも、訳せるってことなんや〜!!!おもしろそぉ!!!」

オバちゃん(とうとう声出して発言)「はい!センセ?はい!🖐️ be動詞とかing以外の機能語も教えてください」

センセ:「サンカラゴさんは、何を見つけたら、こういう仕事をしてるんだなって想像されますか?」

オバちゃん(心のつぶやき):「・・・きた。このセンセ、こちらの質問を質問返しするの得意やな。。。え、なんやろぉ。。何があるかな???」

オバちゃん:「た、た、例えば、最後がはてなマークで終わってたら、疑問文かな?って思います」

センセ:「素晴らしい。その通りですね。文の最後にくるピリオド、クエスチョンマーク、エクスクラメーションマークだけでなく、文途中に見つけられるコンマやアポストロフィーなどの句読点や、ハイフン、emダッシュ、enダッシュなど、横棒線の長さにも機能と意味があります。これらも立派な機能語に数えていいと思いますよ」

他の生徒さん:「文字はどうですか?文最初の機能と、固有名詞を表す機能もあると思うんですけど」

センセ:「はい。その通りですね。文途中に始まる大文字は固有名詞だと分かりますし、要は名前ですから、日本語に訳しちゃいけない場合も多いですね」

イケメン:「あ、ちょっと思ったんですけど、ingとか単語の一部分でも機能語って呼んで良いなら、名詞を表す接尾語のmentとか、そうですか?」

センセ:「良いと思います。ただし、mentはかなり名詞の確率が高い接尾語ですけれど、言葉の語尾だけをみて品詞を確定するのは危険なんです。それより絶対に頼れるルールが『場所ルール』なのを忘れないでくださいね」

他の生徒さん:「品詞の話が出たんですけど、品詞そのものが機能語になる場合もありますか?いまさっき出たBE動詞とか」

センセ:「はい。今日のメインポイントは、そこですね。今から英文を完全に読めるようになるのに、述語部を作るbe動詞やhave動詞などの機能語の他にも、よく見かける限定詞・代名詞・前置詞・接続詞・不定詞、疑問詞などが、ヒントになってくれる機能語の知識として必須になります。これらを知らずに、文全部が見えるまでになりません。

でも、それだけです。数としては多くないんです。しかも実際の英文記事なんかを見てみてください。皆さん知らない単語にどうしても目が行きがちですが、実際の英文のほぼ半分は、皆さんがよくご存知の機能語だらけです。

つまり機能語の訳し方さえ知っていれば、皆さんは既に、難しい英文でも半分以上日本語に訳せるんですよ」

オバちゃんは、この日、なんか頭の中が掃除された気がしたよ。それに、生まれて初めて、「英文を読む学習とは、英単語を訳す練習ではなく、機能語の仕事を訳す練習だ」ということを理解したんよね〜。

そして、この日の課題は、アメリカの有力紙の全然内容の分からない、なっが〜い難解な研究英文記事の「機能語に色をつけましょう」ってとこから、始まったんやけどね?なんか「機能語探しゲーム」で「大人の塗り絵」してるみたいで、楽しかった〜。

で、センセの言う通り、機能語だらけで、教材プリントは目チカチカするくらい沢山の色で埋め尽くされてしもてたわ。

そんな塗り絵から始まったオバちゃんの英語学習。今はTOEIC 900超え達成。前にも書いたけど、オバちゃんでできたんやから、もっと真剣に学びたい人なら絶対できると思うんよ。大人のやり直し英語ブログとして、その題名も『サンカラ英語』。ま、センセの力借りながらやけど、これから是非ご購読賜りますよう、よろしく頼むでぇ〜。

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