ギフテッド・HSPは『呪い』にかかりやすい~自伝~
ギフテッドやHSPは、親の悪い部分の影響を大きく受けやすいです。この記事では、僕が親が毒を持っていることによってかかってしまった『呪い』について書いていきたいと思います。HSP気質ではない人からすれば、『いやいやその程度のことで、人生詰むような悪影響を受けるなんて、どう考えてもお前の方が問題あるでしょ!』と思うかもしれませんが、お子さんがHSP気質を持って生まれてくる可能性があるので、お子さんに呪いをかけないためにも、『呪いにかかりやすい』特性について知っておいてもらいたいな~と思って記事にします。
母は毒持ちではあるが毒親ではない
僕は母の影響によって多くの呪いにかかりましたが
母はトータルで見るといい母親だと思っています
毒親というよりも
毒持ちの親という感じですね
HSP気質というのは
親の悪い部分の影響を大きく受けます
ちょっとした毒でも
致死量になってしまうのです
母の持っている毒が大きく効いた理由は
母がある教育団体(半分宗教的な団体)での
若手有望株から幹部になった
『立派』に見える人だったからです
子育てに関する勉強もしていて
人の子育て相談にも乗りまくっている人が
間違いを犯しているなんて
想定できていませんでした
僕含め弟妹たちも
母が変人(たぶん自閉症スペクトラム)である
と気がついたのは
30歳くらいになってからでしたね
では
僕がかかっていた『呪い』
を紹介します
親の影響もありますが
家庭環境から
自身にかけてしまったものもあります
①人と人がいがみ合うのを解消しようとする
『弟妹達がケンカしたら長男の責任』
小学生低学年くらいに
母に言われたこの言葉で
人と人とがいがみ合うことを極度に嫌い
対立を解消しようとする特性を
持つようになりました
エニアグラムという心理テストの結果が
『調停者』が満点(10点)で
『研究者』(9点)・堅実家(8点)より上
というのは自分のことながら衝撃でした
最近になって母に
この言葉が自分の人格形成に
大きな影響があったことを伝えましたが
『そんな酷い言葉を幼いあなたに言ったの?』
と自分でも信じられない様子でしたね
家族の中の対立を解消する技術については
別の機会で記事にしようかと思います
②失敗はしてはいけないという思い込み
幼い時から家事の手伝いをした時に
褒められるどころか叱られることが続きました
母の帰宅が遅いので
料理を作って待っていたら
『汚い手で台所を触らないで!』
と叱るような感じですし
手伝おうとしたことを褒めるどころか
理解不能なこだわりをぶつけられて
全て自分でやり直すような人だったため
自発的に何かをすると
いい結果を生まないという意識が擦り込まれ
『指示待ち』人間になってしまいました
この呪いは働き始めてから出会った
上司によって破ってもらえましたが、、
③お金を使ってはいけないという思い込み
父は公務員(教師)だったため
低収入という訳ではなかったものの
4人兄弟姉妹を育てる上では
生活費はカツカツで
教育ローンの自転車操業状態でしたから
習い事はもちろん塾にも通ったことは
ありません
(ただし中高は地元の私学)
そんな状況でしたので
『お金を使わないことが善』という呪縛に
長い間かかっていました
修学旅行に行っても
お土産を買うこともなく
脱水症状を起こすまで飲み物すら買わない
京都大学に現役合格しましたが
買った参考書・問題集は合わせて5冊で
(日本史2冊・物理2冊・過去問)
進路指導室にあるものをコピーしてました
こんな感じ生きてきて
自己投資にお金を使えなかったというのは
ドロップアウトの大きな原因だと思います
お金を使うことに恐怖感を抱くのは
今でもありますが
徐々に『自己投資』にお金を使えるように
なってきています
そして僕の『ひきこもり気質』つまり
外の世界に興味を持とうとしない気質は
『世界を拡げるといろいろな欲望がわき
お金が無いことでかなえられない現実を
突き付けられるのがしんどくなる』
から身についた気質だと感じています
幼少期はもっと興味関心を
拡げようとしていましたからね
④コミュニケーション不良
幼少期に母親が教育団体の布教?活動のため
子供を部屋に閉じ込めて外出していました
部屋に閉じ込めてというのは
今考えるとあり得ないのですが
部屋に「おまる」を置いて
外から鍵をかけて出かけて行ったのです
人とのコミュニケーションを
一番に学ばなければならない幼少期に
部屋に閉じ込められて育ったことは
学校生活での同世代とのコミュニケーションに
大きなハンデとなってのしかかりました
同じような状況で育っても『呪い』になんてかからないでしょ?
という反論もあるかと思いますが
実際その通りです
この記事で伝えたいことは
ギフテッド・HSPの人が
特別呪いにかかりやすいので
注意してほしいということです
子供が呪いにかかってないか
かかっていれば なるべく早く
その呪いを解いてあげてほしいな
と思います
ここまでお読み下さり
ありがとうございました!
ではまた!
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