子育て家庭の「冬の感染症対策」
こんにちは!フリーランス管理栄養士のyukariです。
我が家には、夫、小5長男、小3次男、年少三男がおります。
みんな割と体は強い方ですが、冬場は特に感染症をもらって帰ってくることがたびたびあります。
昨年は3月に三男がインフルエンザにかかり、次男→夫→長男→私の順に、見事に家族全員インフルエンザにかかってたいへんなことになりました。
なので、今年の冬は感染症にかからずに乗り切りたい!と思い、分子栄養学の知識を実践しながら予防に力を入れていますので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
免疫力を強くする=〇〇を強くする
冬。子どもの保育園や小学校ではインフルエンザや様々な感染症が流行る時期。とくに今年はコロナ、溶連菌、アデノウイルスなど様々な種類の感染症が大流行しています。
そんな時期にも感染症にかかりにくいカラダを作っておくためにとても大切なことは「免疫力を強くしておく」ということです。
ウイルスは鼻や腸から侵入します。
免疫力を強くするということはつまり、「鼻粘膜・腸粘膜を強くしておく」という事がとっても重要です。
粘膜は摂取した食事の栄養を消化したり吸収する働きがある一方で、細菌やウイルスなどの侵入口にもなっています。
免疫力を強くするために必要な栄養素
普段の食事からたんぱく質をしっかりと摂ることはとても大切です。
そもそも、ヒトの体はたんぱく質でできていてわたしたちの筋肉、皮膚、髪の毛、骨などを作っています。
それだけではなく、ホルモンや消化酵素、免疫にかかわる自己抗体を作ってくれています。
特に子育てをしていると、朝ばたばたしていて朝食がパンやおにぎりなどの糖質だけに偏りがち。たんぱく質がしっかり摂れていなかったり、そもそも朝起きられなくて朝ご飯をちゃんと食べられない子も多いと思います。
そんな時はシンプルに基本に立ち返っていただき、早寝早起きの生活習慣を再度見直して、朝スッキリ目覚められるような習慣作りから取り組んでいきましょう。
その他の大切な栄養素は?
ムチンのほかにビタミンAも大切です。
粘膜を整えてくれたり、冬の乾燥にもとても必要な栄養素です。口内炎がよくできるかたは、ビタミンA不足の可能性もあります。
また、粘膜を整えるうえでは「亜鉛」もとっても大切な栄養素になります。
亜鉛は加工食品や精製された穀類などを普段からよく食べる方は、不足しやすい栄養素になります。
コンビニやスーパーなどのお惣菜はお弁当などをよく食べられている方は要注意です。亜鉛は動物性食品に多く含まれていますので、お肉やお魚などがあまり得意でない方も、亜鉛は不足しやすくなっていますので、お肉やお魚なども日々取り入れるようにしてみてください。
亜鉛不足チェックをしてみよう
我が家の感染症予防に欠かせないもの3選
①プロテイン
母である私が体調を崩しては大変なことになる!という観点から、普段の食事に+してプロテインを1日1杯は飲む習慣をつけています。
子どもたちには積極的に飲ませてはいませんが、小5の長男はバスケットボールクラブでほぼ毎日練習をしていて体を動かしているので、週に1~2回、プロテインを作って飲ませています。
わたしのおすすめは「エンドウ豆(ピー)プロテイン」です。
・吸収が穏やかで腹持ちがいい
・植物性で環境にもよい
・他の種類のプロテインに比べて低カロリー
・低アレルゲン
・不足しがちな鉄分や亜鉛、ビタミンA、カルシウムも含まれている
・とにかくおいしい
大切な栄養素が詰まったプロテインです!
②歯磨き粉
口の中も粘膜でできているため、口腔ケアはとても大切にしています。起きたら歯磨き(もしくはマウスウォッシュ)で口のなかのばい菌を綺麗にする。
寝ている間は唾液の分泌が低下しており、細菌が増加していますので、起きたらまずはお口の中を清潔にする習慣をつけていきましょう!
歯磨き粉を選ぶ時のポイントは、「フッ化ナトリウム無配合であること」
マウスウォッシュは「アルコールフリー」を選んでいます。
EWG(Environmental Working Group)認証を受けた製品を私は愛用しています。アメリカ・ワシントンDCに本拠地を置く非営利団体です。
「人々の健康を守り、より健康的な環境で生活を送るための後押しをする」というミッションのもと、「安全性を確保できない成分を使用しない」「香料含め全配合成分を表示する」「品質管理の安全性が高い」等、独自の基準を設け、検査基準を満たした製品に付与されるマークです。
③桑の葉茶
お茶が大好きなので普段いろんなお茶を飲みますが、最近のお気に入りは桑の葉茶です。
ビタミン、ミネラルが豊富で、女性に不足しがちなカルシウム、鉄、亜鉛がしっかりと含まれています。
仕事しながら飲んだり、食前・食事中に飲むと糖の吸収抑制効果があるという観点では非常におすすめです。
私もごはん、パンが大好きなので、普段から飲むように心がけています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
健康は自分の理想の人生を作っていく上で欠かせないものです。
体は食べたものでできています。
日々忙しい日常の中でも、口に入れる食べ物に少し意識を向けたり、感謝しながら食べる時間を作っていくことが、忙しい現代人だからこそ大切だと感じています。
子どものころからの健康習慣は、大人になっても続いていきます。
大人になってから習慣を変えることはなかなか難しいです。
子どもの頃から、よい食習慣を身に付け感染症に負けないカラダ作りをぜひご家族みなさんで取り組んでみてください。
ではまた~!