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ウェルネスライフを実現するポイント7選
関西もメキメキ寒くなってきました!
体調を崩しやすい時期なので、腸内環境を整えるためにもお味噌汁や納豆などの発酵食品を1品はとりいれていきましょー。
改めまして、
私は現在12歳、9歳、5歳の3人の男の子の絶賛子育て中です。
私のまわりには「献立を考えるのが大変」「作るのがめんどくさい」「好き嫌いが多くて似たようなメニューになってしまう」「レシピが浮かばない」など、様々なお悩みを抱えながら日々頑張っているママたちの声が届いています。
食事が大切なことは理解できるけど、子どもたちにどんなものを食べさせたらいいかわからない、という悩みを抱えながら日々、家族のためにがんばってらっしゃるみなさまに、今回は簡単にできる健康的な食習慣をお伝えしたいと思います。今日から取り入れられるものばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ヘルスからウェルネスの時代へ
世界保健機関(World Health Organization:WHO)で定義される健康とは、「病気の有無ではなく、肉体的、精神的、社会的に満たされた状態にあること。 人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることが基本的人権である」と記載されています。
海外に比べると日本はまだまだhealth=‘‘病気ではない状態(肉体的な健康)‘‘を「健康」と認識している方も多くいらっしゃると感じます。
健康診断で検査に引っかからないけれど、何かしらの不調を抱えた『未病』の方が非常に多く、真の意味でそれは健康とは言えません。
今はwellnessの時代。体が病気ではない意味での健康に加え、‘‘精神面でも前向きで健康的な状態であること’’が真の健康であり、1人1人が輝くように生きている状態である事が真の健康だと私は考えています。
大きく変化した日本人の健康意識
コロナ以降、私たちの健康意識は大きく変化しました。
さまざまな病気に感染しない体を作るため、免疫力を強くする意識が高まったり、腸内環境を整える発酵食品を意識的に摂るようになる方が増えました。
2023年4月に行われた農林水産省のアンケート結果によると、国産やオーガニックの野菜や果物のニーズの増加やカット野菜やフルーツ、冷凍野菜などの需要が増えたそうです。
これは私の体験談ですが、5~6年前はまだまだ今ほどオーガニックが簡単に手に入らない状況でした。「スーパーで当たり前のようにオーガニック食材が買えるようになってほしい」当時の私は心からそう願っていました。
新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延をきっかけに、これまで以上に健康への意識が高まり、それに伴って栄養面や環境に配慮した商品を購入する方が増えていきました。
わたしの添加物、オーガニックとの向き合い方
健康意識が高まっている今だからこそ、オーガニックや無添加商品が増え、新たにとり入れ始めた方も多いと思います。
過去の私は一時期、食に対してこだわりすぎて日々の食事を楽しむことができなかった経験があります。仕事で疲れながらも一生懸命作ったご飯を食べてくれない子どもたちにイライラしてしまったり、農薬や添加物を気にしすぎてせっかくの外食も心から楽しむことができていなかったと思います。
そんな経験から、私はいかに自分の中で「心地よくバランスよくオーガニックや外食を取り入れるか、自分自身がいかにデトックスできる体に整えておくことができるか」がとても大切だと感じるようになりました。
オーガニックや薬膳、マクロビオティックなど、体にも環境にもやさしく配慮された飲食店も近年とても増えてきました。安心・安全なものが食べられるお店がこれからも増え、それが当たり前の日本になるといいなと感じています。
ウェルネスライフを実現するポイント7選
大切な家族の健康を守っているママにとって、毎日の食事作りは大きな悩みの種かもしれません。今はSNSやアプリなど情報がたくさんでているため、さまざまなレシピが検索できますし、簡単に情報をとることができます。
今回私からは、今すぐできるウェルネスライフを実現する「考え方」のポイントについて7つお伝えしていきます。
1.調味料にこだわる
毎日食べるおうちごはんの基本は、「調味料を本物に変えること」がお勧めです。
野菜や果物、お肉、お魚等をオーガニックに変えるよりもハードルがかなり低く、健康習慣を作ることができます。
日本の伝統的な調味料である、醤油・味噌・みりん・酢・砂糖・塩は発酵していたり、自然の恩恵を受けながら作られています。添加物を使いながら早く作られたものではなく、しっかりと熟成された調味料を取り入れましょう。
調味料を変えるだけで、ぐっとお料理が美味しくなりますし、毎日使うからこそ健康な身体へと導いてくれます。
2.旬の食材を取り入れる
旬の食材は1番栄養価が高く、値段もお手頃な場合が多いです。
旬のものは旬の時に食べる、このシンプルな習慣こそがとても大切です。旬の食材でその日の献立を考えて作ることを習慣にしていきましょう。
3.地産地消を意識する
できる限り地元でとれた野菜や果物を使いましょう。
輸送に時間がかからず、新鮮な状態でお店に並んでいますし、その土地に住んでいる微生物の力で育っています。輸送時にでるエネルギーや二酸化炭素も抑えられ、地球にもやさしい取り組みです。
4.皮ごと・丸ごと食べるホールフードを意識する
普段捨ててしまう野菜の葉、皮、芯などにも栄養が含まれています。皮ごと丸ごと食べる意識を少し持つだけで、栄養を少し多めに摂取できたりごみの量をへらすことができます。
ぜひ、オーガニック野菜などが手に入った時はホールフードを意識してお料理をしてみてください。
5.発酵食品を1品取り入れる
健康のためには腸内環境を整えておくことは、非常に大切です。
普段から自分の腸が喜ぶモノ、体にあった発酵食品を1品は取り入れてみてください。
我が家では、味噌汁は必ず食べるようにしていることと自家製発酵調味料を作って取り入れることで無理なく手間をかけず、簡単で美味しいごはんをつくることができています。
6.完璧を求めない
「毎日手作りしよう」「市販のおやつは買わない」など、「〇〇せねば」の思考になると、食事作りが苦しくなってしまいます。
毎日のことだからこそ、自分の心を大切に食事作りをしていきましょう。外食やお惣菜、子どもがスーパーでねだるおやつも、割り切って美味しく頂きましょう。食べたものをしっかりデトックスできるよう、適度な運動やファスティングなどを取り入れるのもお勧めです。
7.我慢しない
子育て中のママに多いのが、「子どもの好き嫌いに合わせて作るから、自分が食べたいものが食べられない」「食べたいけど産後でダイエット中だから我慢している」「こども用とおとな用別々で作るのがめんどくさい」という理由で、食べたいものを食べずに我慢することも多いと思います。ママはとっても頑張っています。時にはママが好きなものだらけのごはんにして、子どもにはレトルトカレーでもイイんです。
自分が満たされる食事を摂りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
食事づくりは毎日の事だからこそ、楽しくラクに作れて栄養もしっかり摂れる事が1番です。「買い物は投票である」とよく言われますが、ママだからこそ家族の健康を考える半面、家計をやりくりしていく上でお値段も気にしながらお買い物をされていると思います。
1週間の中でもバランスよく、オーガニックやそうでないものを取り入れて、自分が心地よくできる食習慣を見つけられるといいですね。