運命の人

私が中学の時に「スプラトゥーン2」(略してスプラ)というオンラインゲームにハマっている頃があった。
通常はひとりで遊ぶものだが、そのゲームを持っている人ならフレンドも呼んで遊ぶ事も出来る、私はその頃携帯を使っている中でTwitterやLINEの掲示板等は駄目と親に言われていた時があった、ですが人生で初SNSで内緒でスプラトゥーンの掲示板でとあるグループを見つけたので思い切って入ってみました。グループの人は何百人と沢山いる中面白い人や優しい人が沢山話しかけてくれました☺️いつの日かするとスプラ募集がかかっていて、あと一人!と言われていたので、「私行けますよ〜」と伝えたら他のグループに招待されました。
そこで出会った人達が自分と歳が近い男子3人組がこれからの長い付き合いになる人達だと思ってもいませんでした。
そのグループの人達と遊んで何人か個人チャットを追加してくれました、追加してくれた後も何人かから「お疲れ様!」という連絡が来るのだが、唯一1人だけ「おつかれ、少し暇なんだが通話しない?」と言われ自分も時間が余っていたので通話する事にしました。
話しているうちにお互い共有出来るところもありハモったりする事がよくあって話が噛み合って楽しくて面白い友達が出来ました、日に日に一緒にゲームしたり通話したりが増えて来た頃に、入っていたグループの人数募集がかかっていたので行きたいと伝え、遊んだメンバーのほとんどが男子でした。
そこでもとある1人の男子が個人通話で「声が可愛い」「癒される」と声をかけてもらってその人と遠距離恋愛をしていました。ただとても仲良くなった友達にそれを伝えたら「良かったね」と答えてくれ、しばらくその男子と付き合っていたのだが…
信じられない真実を知り、私が苦手なタバコや舌ピアスや髪の毛を長くするなど言われてガン泣きしました。それに自分の地元で浮気もされてとても辛かったので別れる事を決心したと思ったが心残りな時もあり、このモヤモヤとイライラの気持ちを何処にぶつければいいの?っと仲良くなった男友達に言ったら「俺に全部吐きな、愚痴とかも全部落ち着くまで聞いてあげるよ」と支えてくれ「俺だったらそんな事絶対しないのに…」と呟かれ私は「え?」と言ったらなんでもないと隠されてしまいました。
時が過ぎていくうちに私は成人になり今まで出来た彼氏はほとんどが去っていきました、私自身は心の拠り所を探していたのかもしれないと気付いた、それでも今でも一緒に遊んでくれた男友達にはほんと感謝しきれません。そしてとある日に一緒に通話している時に男友達から照れながらも「出会った日から今までずっとずっと好き」と私に告白してくれてとても嬉しく思いました。今まで付き合って来た人達は意見が合わなかったりヤリチンなどがいて散々だった私の人生に彼は私を数年間ずっと一途でいたという真実を知った、それに突然「あなたの心の拠り所になれるように頑張るよ」と言われて私は涙が溢れました。とても嬉しく思い、運命の人はこの人かもしれないと思い、今では同棲もしてゲームもしているほどの仲になりとても幸せに暮らせています!
あの時の心残りを捨て、自分自身を誰よりも分かってくれる人がいいなと思いました!

#あの選択をしたから


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