心展。
「早く幼稚園に行きたい!大きな滑り台滑るの!」
娘はにこにこしながらそう言った。
「そうだね、楽しみだよね」
私は返事をしながら、
娘が成長していく嬉しさと、少しずつ私から卒業していく切なさが入り混じっていた。
3歳の娘は、この春から年少さん。
この頃、植物や自然に興味を持ち始めたので、
とあるシリーズの植物図鑑を一冊買ってあげた。
2人でソファに腰掛けながら図鑑に目を向ける。
ゆっくりページをめくりながら、読み進めていると、娘がふと小さな黄色い花を指差した。
娘「ママ、これなぁに?お花さん何してる?」
「カタバミって言うお花だね。夜になるとお花が閉じるんだって」
娘「お花が閉じる?なんで?」
「お花も寝んねするんだよ。」
娘「寝んね?◯◯ちゃん(娘)と一緒だ!可愛いね」
にこにこしている娘の顔を眺めていたら、
いつの間にか私の口元も緩んで、気づけば一緒に微笑んでいた。
なんて事ない日常....
だらだら流れていく平和な時間....
春になったら、そんな3歳の娘との時間は確実に減ってしまう。そう思うと、何だか少し寂しくて....
意識しなければ、簡単に忘れていってしまう、
私と娘の中で生まれた、小さな宝石みたいな思い出たち。
成長した瞬間や、忘れたくない思い出たちに、
1つ1つ大切に額縁をかけて、飾ることが出来たなら、どれだけいいだろうか。
そんな事を思いながら、コーヒーの入ったマグを片手に、久々にnoteを更新しようとしている今日この頃。
書いていると、何だか目の奥が熱くなってきちゃった🥺
そうだ.....
この春からは、私と娘の思い出はもちろん、
娘が話してくれるであろう私の知らない世界の出来事も一緒に、大切に額縁をかけて飾っていこかな。
そしていつか、娘が大きくなった時、
一緒にお茶でもしながら、思い出の心展(こてん)を観て回る日が来るのを楽しみにしていよう。
これから先は、これまで以上に
当たり前の日常を大切に....
そして、忘れないように。
𓈒𓐍𓂃𓈒𓂂𖤣𖤥𖠿𖤣𖤥𓂃◌𓈒𓐍𓂃𓈒𓂂𖤣𖤥𖠿𖤣𖤥𓂃◌𓈒𓐍𓂃𓈒𓂂
私は上の娘が生まれてからずっと専業主婦で、
3年間主人や自分の両親以外に、誰かに娘を預けた事がありませんでした。
いつもそばに居てくれて、楽しい時も、嬉しい時も、時には喧嘩しちゃって辛い時も、パパの出張で寂しい時も…
ずっと隣で同じ時間をシェアしてきた
当たり前のような存在です。
そんな娘も、今年で年少さん。
娘は、幼稚園に行く事を純粋に楽しみにしています。ところが、私はと言うと、今まで四六時中一緒に居てくれた存在が隣に居てくれなくなると思うと、何だか寂しくて......実はまだ心の整理がついておりません。
ここ最近は、4月が近付くに連れ
1人でカレンダーを見てはそわそわしておりますソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワ
なんだか私の方が子どもみたいじゃない?ꉂ🤣𐤔
あと、ここまで寂しいとか言っておきながら、下の娘は4月からも隣に居ますからね😏✨
4月からの新生活。
上の娘が隣に居ない生活はどんな幕開けになるのでしょうか....
以上、私から上の娘に対する思いを長々と語らせて頂きました(。´・ェ・。)ゞビシッ
⋈ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⋈
年少さんになる娘へ💌
4月から、幼稚園楽しんできてね🥰
あなたが見て来た素敵な世界を、良ければママにもお話してね。お友達と先生とたくさん楽しい思い出ができますように。
土日は家族でのんびり遊びに行こうね!
ずっとずっと大好きだよ💕
ママより🦙🌿.∘
⋈ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ⋈
とても長くなりましたが、ここまで読んで頂き
ありがとうございました(՞៸៸.ˬ.៸៸՞)