見出し画像

身寄りのないシングルマザーがストレスに殺されないために

今日も生きている。

明日はどうだろうか。

別にネガティブになっているわけではなく、未来は誰にもわからない。
明日、自分が生きている保証はどこにもない。

だからこそ後悔のない人生にしたい。
日々の小さな決断も、本当に自分がそれを望んでいるか?
本当に行きたいか?
本当に食べたいか?

自分の心の声を大切にしたい。

一瞬でも気を抜けば、誰かがきっと行きたいと思っているだろう、おそらく自分にこう言って欲しいのであろう、そんな空気を読んでしまう。

それは家族でも同じで、一緒にいる時間が長いからこそ表情を見れば考えていることがすぐわかる。

子どもたちには発達障害の診断がある。
その特性からくるこだわりの強さなのか、元々そういう性格なのか、自分にはよくわからない。

『定型発達』の子を育てたことがないからだ。

だから子どもはみんなこんなもの、という気もしなくもないのだが、それはさておき自分に意思がないことの方が我が家にとって大きな問題なのだ。

保護者である自分に、どうするか、どうしたいか、意思がない。
ほぼ子どもたちの言う通りに動いてしまっている。

原因は自分の幼少期にある。
周りの大人の顔色を伺い、常に優等生を演じ、自分の気持ちを押し殺してきた。
そんなことを何十年と続けるうちに、自分でも自分がどうしたいのかわからなくなった。

そんな自分の元へ産まれてきてくれた、こだわりの強い2人の子どもたち。

振り回すつもりは無いのだろうが、2つの異なる個性によりものすごく振り回されている。

産後、何度か救急車に乗り、何度か入院しているのだが、毎回医者に「ストレスが原因だと思います」と言われる。

そんなこと自分でも百も承知。
どうにも自分の性格的にストレス発散が下手すぎるのだ。

体調が悪くなるたびに「もう死ぬのかな」と不安になる。
我慢強いからこそ倒れるまで、顔面蒼白でも「大丈夫」と笑っている。単なるバカだ。

子どもたちのために、まだまだ生きていなくては。
明日どうなるかわからないけれども、自ら死に近づくようなことをしてはならない。

そのために、
自分がどう生きたいのか?
我慢しすぎていないか?
心の声を大切にしたい。

『インナーチャイルド』という子が自分の中に存在するとしたら、その子は真っ暗な闇の中で延々と泣いている。

ずっと独りで、誰のことも信じられずにいる。

我が子2人を大切に思う気持ちと同じくらいに、その子のことも大切にしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?