中学受験指導を3年半した感想 集団塾に通わせ続けて本当に大丈夫?
はじめまして。私は大学1年生の頃から3年半個別指導教師として中学受験生を指導してきました。来年からは新社会人として他の企業に勤めるため、今指導している生徒たちが最後の生徒たちです。
集団塾に通わせているけど成績が全く良くならない、こんな悩みを抱えている親御さんが多いのではないでしょうか? 実際私が働いている個別指導塾に来る生徒もそんな悩みから通いはじめています。個別指導に変えたおかげで成績が急上昇し、逆転合格する生徒もたくさんいます。何が言いたいかというと、集団塾が全てではないということです。個別指導塾は落ちこぼれのいく場所、ではないのです。
そして、中学受験生を指導していて感じたことが大きく2つあります。それは、
①親のサポートが必要不可欠であること
②塾には当たり外れの要素が大きいこと
です。
①親のサポートが必要不可欠であること
中学受験において、親のサポートは99%の生徒にとって必要です。よくテレビで取り上げられている「なんでも自分でできちゃう小学生」なんていう子は、1%です。宿題の管理や、スマホを使う時間の管理などは、親がしゃかりとやるべきであると思います。共働きの時代になり、子供のことを管理することが難しい時代になっているとは思いますが、管理するべきです。なぜなら、小学生は勉強が好きでないからです。目を離せば遊んでいると思ったほうが良いです。目を離せば答えを写してします生徒もたくさんいます。
②塾には当たり外れの要素が大きいこと
「どこの塾に通い、どの先生に教わるか」、このことが受験の運命の50%程を左右すると思っています。大手塾の有名校舎、その中でも上位クラスに入ることができれば安心です。しっかりと見極めなければならないのはそれ以外の校舎、クラスの先生です。大手塾の先生であっても、適当な先生はたくさんいます。生徒からの質問に答えられず詰まってしまう先生もたくさんいます。しかし集団授業の塾であれば、先生をチェンジすることは困難です。そんなときは、個別指導塾を試してみるのも一つの手です。
個別指導教師にも当たり外れは、もちろんあります。ただ個別指導塾では納得のいくまで何度でも教師を変更できますし、親が授業を見学できます。(できない個別指導塾もあるかもしれません。)そして、生徒に合わせたカリキュラムを作ってくれます。集団塾では解説してくれない、自分の志望校の過去問の解説もしてくれます。過去問解説のためだけに通っている生徒もいます。
私は3年間で20人ほどの生徒を担当しましたが、本気で寄り添って指導しました。生徒や生徒の保護者と面談を繰り返し、納得してもらえるような授業をおこなってきました。生徒が合格し、一緒に喜ぶことができたことは心に残る思い出です。
いかがでしたでしょうか。私が思ったことを少し綴ってみました。中学受験は年々、ビジネスらしさを増してきています。塾も生き残るために必死であり、儲けたいのです。そのためには、なんでもします。そんな塾に騙されずに、賢く塾選び、先生選びをするべきです。
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