本の心地よさ
井田千秋さんの本が好きで、新刊も買いました。
今回も温かい絵柄と、胸ときめく宝石箱のような絵たち。
そこに作者さんの活字が加わることで、個性が楽しい。
フォントも手書きの字も素敵です。
こちらは、久しぶりに購入した本。
本を見つめながら、自分の心の動きを感じる。
「面白い」
「可愛い」
「へ〜」
「ああ!これ真似したい」
その時間がとても楽しい。
YouTubeや、実用書を見ていると、どうしても頭が違うモードになる。
学習モードで脳の好奇心が「もっと知らなきゃ!」とか「これはどういうことだ?」と考えだしたり・・・
映えモードで脳の好奇心が「これ欲しい!」とか「なんか自分の今の暮らし理想と違うんだよな」と考えだしたり・・・
そういうのも、良い刺激。
けど、
ただただ、その本の中で自分が感じることだけで完結する。
そこには、作品と自分という独立した世界だけがある。
それを何かに活かそうとか考えなくていい。
ただ、感じて、浸ればいい。
それが心地よければ、それでいい。
そんな読書体験も、とても良い。
そんな感覚を、久しぶりに思い出させてくれた本でした。
子供の頃は、こんな風に綺麗で可愛い絵本の挿絵と物語を見ていた気がする。
本とか、電子書籍リーダー(読む専用のタブレットでトップページが目立たないもの)
その他にも、映画とか。
作品と、自分。
その2人だけの世界で完結してくれる環境は、
自分の感情の感覚をのびのびと育んでくれるのかもしれません。