6ヶ月間の同棲で消えなかった思い。
以前に、こんな記事を書いた。
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同棲して2ヶ月で、早くも限界が迫っていた私だったが、
何度か話し合いを重ねた末、同棲して6ヶ月で別居することになった。
その間ずっと消えなかった思いは、
やはり「自分の人生を生きられないと感じる」ということ。
お互いに一人の時間を作ったりすればいいのではないかという意見もあるだろうし、実際にパートナーからもその提案をされた。
しかし、それは自分の「時間」が確保されるだけであって、
自分の「人生」とはまた異なる。
同棲・結婚するというのは、
自分の人生に相手の人生がプラスされて、
新しい二人の人生を作っていく、というイメージなのだろうか。
二人(場合によっては子どもも含めた)の人生は、
自分ひとりの人生では成し得ないことができるのかもしれない。
相手がいるからできること、子どもがいるからできること。
そのために婚活をしたり、「子どもが欲しい」と言う人もいるだろう。
しかし私にとっては、
自分の人生に他の人が入ってくるということがとても窮屈に感じた。
「あれをしたい、これをしたい、あんなことをしてみたい」
自分の将来について色々と想像を膨らませるのが好きだった。
実際にはやらないかもしれないけれど、
一人なら「やろうと思えばいつでもやれる状況にある」
と考えることができた。
目の前の道が開けて、息をしやすかった。
それが、生活拠点を共にするパートナーがいると、
仕事にしてもプライベートにおいても、相手抜きで考えることができなくなった。
それによって、私にとっては人生の選択肢が狭められたように感じて
将来に対してワクワクする感情がなくなった。
私は私の人生を自分で決める権利を手放したくなかった。
そして私が考える人生の選択肢には、
相手と共に過ごす未来よりも、
自分一人で生きていく未来の方が遥かに多かった。
ただそれだけだったのだと思う。