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「これおすすめだよ!」が言えない。
私は「人におすすめする」ということができない。
本とかお店とか、よくおすすめしたりおすすめされたりという機会があるが、どうもスムーズにできず、頭の中でぐるぐると考えてしまう。
思いつく限り、その理由を書いていこうと思う。
一つ目。
相手に自分の好きなものを強要しているように感じてしまうから。
相手は私の好きなものを
試してみるのもみないのも、好きになるのもならないのも、
その人自身の自由であるはずなのに。
二つ目。
自分の感性に自信がないから。
おすすめを紹介して、「あいつ、こういうの好きだなんてセンスないな」と思われるんじゃないかと気にしてしまう。
人それぞれ好きなものが違うことなんて当たり前なのに、自分のセンスを他人に否定されることを必要以上に恐れてしまう。
三つ目。
「人は人、自分は自分」という価値観が強いから。
二つ目の理由と矛盾するようだが、私の考え方のベースとなっている。
他人から何かをおすすめされた時、自分もそれを試してみるのは20回に1回くらいで、自分もそれを好きになるのは300回に1回くらいだ。
自分自身がそれくらいの低確率だから、反対に私が誰かに勧めたところで意味ないんじゃないかという気持ちになる。
3つ理由を書き出してみて、
自分に対する自信の無さと、「影響を受けにくい」という自身の性格が関係しているのではないかと考えた。
同じような感覚の人、いるんだろうか?