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田舎出身、純ジャパでも英語で仕事をしている私が、日本の英語教育に思うこと【前編】

日本の英語教育はダメだ。
中学~高校の6年間、今は小学校から英語を学習するのに、
日本人はちっとも英語ができないじゃないか。

よく言われていることだ。

でも私はそうは思わない。
私は中学、高校の6年間で、英語ができるようになるのに必要なことを全て学んだと自信を持って言える。

私は東北の田舎出身で、外国人なんてALTの先生でしか生で見たことがなかったし、外国に行ったこともなかった。
そんな私でも、25歳でTOEICは900点を取ったし、
外資系企業でメールも電話も打合せも、全て英語で仕事ができていた。

旅行の手配も、ホテルの予約も全部英語でできる。

大学以降にも勉強を続けたというのはもちろんあるが、
それはあくまでより流暢になるためのものだった。
いわば肉付けにしかすぎず、基本骨格はすべて、高校英語まででマスターできると断言できる。

私が「高校までの英語でできるようになる」と思う理由、それは、
英語ができるようになるのに絶対必要な
「文法」と「語彙」の両方を十分に学ぶからだ。

文法について、どういうイメージを持っているだろうか。
「出川イングリッシュ」で通じるんだから大事じゃないという人もいるだろう。
私は、「英語ができる」と自他ともに思えるレベルになるには、
文法は必要不可欠だと思っている。

出川イングリッシュで通じるというのは、あくまで自分が観光客として話すときの話。
あれは英語力というより、
・人間としてのコミュニケーション力
・人柄、キャラクター
があるから通じている。というよりも、相手が頑張って聞き出してくれている。

自分がやっている業務内容を上司や同僚に報告、相談するとき。
自分が理解してほしい内容を説明するとき。
出川イングリッシュでは伝えきれない。

(注:出川イングリッシュ大好きです。サラダパニック!)

文法と言っても、すごく難しい文法のことは言っていない。
現在系、過去形、完了形、関係代名詞。
これらさえきちんと理解していれば、英語で仕事はできる!!

日本人が苦手な(私もいまだに少し迷うときがある)冠詞、
aとかtheとかは、正直そこまで気にしなくてもOK!
「白」と言っているのに「黒」と勘違いされてしまうような、
重大な問題は発生しない。

もうひとつの「語彙」については、次の記事にて。

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