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33歳、女。仕事を辞めて大学院生になってわかったこと

33歳で大学院に入学した。
周りは若い人だらけだろうし、うまくやっていけるだろうか…と不安だったが、
実際にやってみて、心から実感していることがある。
社会人になってから学生になるって良いことがたくさんだ!

教授とより深い話ができる

教授だって大学という社会の中にいて、たまには愚痴を言いたかったり、別の環境の人と話をしたくなったりする。

社会人経験がない学生には話せないようなことも、私にだから話してくれることもある。
そういったスモールトークで仲良くなれるチャンスがあるのは、社会人経験者の大きなメリットのひとつだ。

また、授業で紹介される実例も、実務経験があるから具体的なイメージを持って学ぶことができる。
授業の内容にもよるが、自分の経歴などを話していると、「たとえば〇〇さん〇〇業界では」など、こちらの経験に寄せて説明してくれることもあり、より一層理解につながる。

私なんて全然珍しくない

実際に授業に出ると、20代後半~60代くらいまで、幅広い年齢層の学生がいる。
そして社会人になってから大学院に入学する人は、おもしろい人ばかり。
とても前向きだし、努力家だし、色々なことを考えている。
社会に出れば勤務先や役職などのステータスで見られがちだが、
キャンパスではみんな同じ学生。年齢や年収は関係ないし、お世辞も、過度な謙遜も要らない。

モラトリアム、万歳

一般的に、大学生は「最後のモラトリアム時代」とか言われていると思うのだが、
社会人こそモラトリアムが必要だと私は思う。
フルタイムで働いて、職場と家を往復。
休日はたまった洗濯をして、買い物を済ませる。
それも素晴らしいことだけど、一度立ち止まって、今後について考える時間があったっていいじゃん!!
ましてや時代の移り変わりがとてもはやい現代。
10年前は「よっしゃこれで行くぞ」と思ったことも、今は「なんか違うかも」と思って当然。
今の私は大学院生以外の何者でもない。
このnoteをはじめるきっかけにもなったし、卒業後の仕事についてもじっくり考えている。


女性が少ない

一般的に女性の割合が高いと思われる文系の大学院に入ったのだが、圧倒的に女性が少ないことにびっくりした。
体感でいうと私のコースの女性割合は5%くらいだと思う。
だからと言って不利益は一切ないけれども、もし関心があるのに大学院に来ない、来れないという女性が一定数いるのだとしたら悲しい。

紙のノートを使ってるの、私だけ

最後に余談を。
最近の若い方は、パソコンにメモしたり、Apple Penを使ったりで、紙のノートは使わないんですね~。

私が現役学部生だった2010年ごろは、講義資料はもちろん、出席カードとか、リアクションペーパーとか、すべてが紙だったんだけど。
10年ちょっとで、教育現場のデジタル化が一気に進んだようで、はい。
高校や中学もこんな感じなんでしょうか?誰か教えてください。
びっくりです。でも、とてもいいです!


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