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あれは、夢だったのかと思う

今、思う
あれは、夢だったのかと思う

自分の世界を彷徨って居た時に
深く、地球の核にでも潜り込む様に
光りを頼りに歩いた

潜り込んだ筈なのに、光りの柱に
宇宙に放り出された
光りに包まれて楽しく遊ぶ君が居た

どうして、此処まで来れたの

本当の姿を見られたくない様子で
違う世界なのだと感じた

どうして、君の世界に紛れ込んでしまったのか
同じ時に、私の世界とシンクロしてしまった
その弾みで見た光景には、夢で終わらせるしかない

同じ時を君と違う世界で暮らしていく
そう、あの時は夢の世界に居た
忘れていく、遠退いていく記憶

時間が癒していく

もう、彷徨うことも無く、シンクロすることも無く、時が流れていく

地に足を付け暮らしていくと、夢の虚無感から
覚めていく

あの時は、夢の世界

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