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サッカーファミリー…

2024年 3月26日(火)

〈気になる記事・後半…〉

サッカー界に蔓延る人種差別…ヴィニシウスが涙の訴え「プレーする気力を失う時もある」

(記事本文抜粋…)

現地時間26日には、レアル・マドリードの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』にてスペイン代表とブラジル代表による国際親善試合が行われる。この試合は、現代サッカー界に蔓延る差別を念頭に、両国の連盟が暴力や人種差別行為の撲滅を目指す活動の一環として開催を決定ブラジル代表メンバーに名を連ねたヴィニシウスの出場も期待されている。

試合の前日会見に出席したヴィニシウスは「ベルナベウでブラジル代表のユニフォームを着てプレーするのが夢だった。どちらも世界最大のチームの1つであり、久々の対戦は非常に重要なものになるだろう。とても幸せだし、試合を楽しみにしているよ」とコメントしつつ、自身も標的となっている人種差別について、涙ながらに言葉を紡いだ。

ただサッカーがしたいだけなのに、ますます悲しくなるし、プレーする気力を失う時もある。毎試合、そして毎日のように非常に悲しいことが起こっている。それは僕だけのことではなく、世界中で起きていることなんだ。僕の父も黒人だったから、常に困難を抱えていた。僕も凄まじい侮辱を受けたことがある。僕は毎日、同じような状況を経験している人々のために戦っているんだ。もしも、それが僕や家族のためだけだとしたら、続けているかは分からない。僕は大義を守るために選ばれたと感じているし、5歳の弟が僕と同じような経験をしないで済むように、毎日取り組んでいる

ラ・リーガで人種差別の標的となりながらも、ヴィニシウスはスペインから去ることを考えなかったという。その理由については「僕がここを離れたら、人種差別主義者たちが望むものを与えてしまうことになる僕はここで戦い続け、世界最高のクラブでプレーし、ゴールを決め、タイトルを取り続ける必要があるそうすることで人種差別主義者たちは僕の顔を見続けることになるんだ。僕は仲間とスタジアムに足を運ぶすべての人々に喜びをもたらすために進化し続ける。会長とクラブもサポートしてくれるので、これからも毅然として強くあり続けるつもりだ」と明かした。

ピッチ内だけでなく、人種差別との闘いにも身を投じるヴィニシウスは「近い将来、僕たちがより平等な社会に生きられることを願っているすべての人々が普通の生活を送り、家に帰ってきた時に何の問題も感じないようにね」と語る。これからも“不屈の精神”で活躍を続けていくことだろう。

👉「スポーツ」そして「サッカー」の世界で出来ること…。

「人種差別の根絶」…。

それに立ち向かう一人の選手…。

その勇気を支えるチームメイトやクラブ…。

そしてこの度…
その一環として、そのクラブのスタジアムで組まれた国際親善試合…。

わたしの知る限り…
このような大々的なキャンペーンがこのサッカー界で組まれたのは初めてです…。

このサッカー界におけるひとつの流れが…
世界中のサッカー界に飛び火し…
また世界中のスポーツ界に飛び火し…
そして全人類にその流れが広まることを願います…。

「サッカーに出来ること」…。

ただ自分の為にサッカーをするだけでなく…
誰かのために…
何かのために…
そのサッカーをすることも出来ます…。

そしてそのような動機でサッカーをするとき…
「サッカーの神様」はその選手により大きな力を与えるような気がします…。

そんな“真実”が有り得るということを…
そんな“法則”が有り得るということを…
この試合のこの機会に、たくさんのサッカーファンそしてたくさんの子どもたちに、その勇姿を見せてもらいたいと思います…。

そして…
サッカーによって…
人種差別だけでなく、様々な問題に取り組めること…。
そしてひいては…
サッカーを通して…
世界平和のために貢献出来るということを…。

「サッカーで世界をひとつに」…。

五角形と六角形による36面体のバッキーボールで作られるサッカーボールに託された役割り…。

そして11人と11人の紳士が、真摯にフェアプレーの精神で神聖なピッチで戦う、サッカーという競技の役割りと使命…。

サッカーボールひとつで…
世界中のサッカーファミリーがひとつになる…。

そんな“奇跡”を…
世界人類に見せつけて欲しいと願います…


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