出て来る真相
2024年 5月27日(月)
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内部告発で右往左往…県知事の「おねだり」「パワハラ」疑惑文書拡散で兵庫県政が“異例の大混乱”
(記事本文抜粋…)
二転三転する知事の言動、県政の対応――。兵庫県政で何が起こっているのか。数々の証言や資料から、その実態を追う。
「告発文の内容は基本的に正しいという見方です」
本誌にこう断言するのは兵庫県の元幹部職員B氏だ。B氏は知事の職員の扱い方、公金の使い方に常々疑問を感じてきたと述べた。A氏と交流が深いB氏は、告発文が出された経緯についてこう説明する。
「これまでの県政と現県政の最も大きな違いは、知事のリーダーシップです。井戸敏三前知事を含む歴代の県政では、最終的な政策決定は知事自らが行っていました。しかし、齋藤知事は『部長以下で決めて、大事なことだけ報告してください』というスタンス。職員は混乱して風通しが悪くなり、上長の顔色を伺う雰囲気になっていった。
そんな状況を見かねたA氏は『県庁生活には満足し、感謝もしている。でも、このままだと残される後輩たちがかわいそうだ』と立ち上がり、告発文を出したのです。決して県政を混乱させるためではない。県政を正しい方向に持っていき、職員が働きやすい本来の環境に戻ってほしい、というのが彼の願いです」
「齋藤知事が就任されてから、民間の力を積極的に借りて民間の資金も活用していこう、という方針になりました。ただ、特定企業とのタイアップは職員の中で問題視する声も小さくない。実際、知事は業界や経済状況の視察という名目で県内を回っていますが、“ただ見ているだけ”ということが多く、視察先で贈答品を受け取ることがメインとなっていると感じてしまう。我々はあの視察を『遠足』と呼んでいます」
県職員や県民の意見を受けて、再調査の申し立てを行ったのが丸尾牧県議(59)だ。丸尾氏は職員にアンケート調査も実施した。その回答には、第三者委員会設置の要望や知事のパワハラ疑惑の数々、贈答品の受け取り疑惑についても、具体的に記されていた。
アンケートの回答や、丸尾氏が県に提出した申立書の中で特に目を引くのが、「パワハラにより職員が自殺した」という文字だった。昨年11月に行われた阪神タイガースとオリックス・バファローズの優勝パレードの担当課長だったD氏が自ら命を絶った疑いがあるというのだ。
パレードには公費を投じない方針だったため、5億円をクラウドファンディングと協賛により集め、実現に漕ぎつけている。しかし、県職員によればクラウドファンディング自体では1億円ほどしか集まらず、残金を集めるため協賛企業や各所と調整を行っていたのがD氏だったという。
捜査関係者が打ち明ける。
「今年4月20日、たしかに当該の総務課長さんが遺書を残して亡くなられています。この方は、うつ病も発症していた。ただ、遺書の中ではパワハラに関する直接的な言及はありませんでした」
職員の自殺について委員会でも質問が飛んだが、県は実態を明らかにしていない。
前出の県幹部職員C氏が言う。
「昨年の阪神タイガースの優勝パレードの際、実務を行っていたのがD課長でした。非常に人格者で、部下からの信頼も厚い方でした。Dさんがいろいろな課を回り『お金が集まらなくて苦しい状況だ』と話されていたのを見て胸が痛みました。総務課長までやられた方ですから、本庁に残るのが基本ですが、春の人事異動で県の外郭団体に異動となっており、そこにも違和感を覚えました」
自民党の伊藤傑県議(58)は「県民の皆様の疑念は日増しに高まっている」と憤る。
「県政をクリアにするため、真実を追及するのは議員の責務だと考えています。知事からパワハラを受けたという職員さんから相談があり、『職員は処分を恐れており、内部調査の際は言えるわけがなかった』と話されていた。つまり、その程度の調査だったというわけです。職員さんを守る意味でも、第三者委員会だけではなく、百条委員会も6月定例会で議決し、即設置を目指していきます」
だが、数々の疑惑を解明するのは容易ではない。前出の丸尾県議が改めて誓う。
「第三者委員会や百条委員会による客観的な調査は当然必要ですが、仕組みができれば実態解明が進むかというと、そうは思わない。百条委員会が開かれても、我々も独自で調査していかないと真相解明はできないでしょう。事実が1つでも明らかになるよう、今後も追及していくつもりです」
1人の職員の勇気ある告発により、知事に疑惑の目が向けられるようになった兵庫県政。今後予定される第三者委員会の中で、その真実は明らかになるのだろうか。県民からも早期解明を求める声が、日増しに高まっている。
👉日に日に…
その新たな真相が世に明らかに出て来ています…。
「まさか…」
と言うべきか…
「やっぱり…」
と言うべきか…。
でも…
近くに居られる兵庫県の職員の皆さんは…
みんなその「告発の内容」がほぼほぼ「真実」である事を誰もが知っているのでしょう…。
そして…
この問題がヤミに葬られる事なく、ここまで発展して行く事を誰もが望んでいたことでしょう…。
第三者委員会や百条委員会でどのような真相解明がなされてどのような結果となるかは分かりませんが、ここまで来たら、兵庫県民的にはもう“アウト”ですよね…。
わたしも何故ここまで気になるかと言うと…
遡れば、兵庫県知事選挙のときに、対立候補に投票していたから…。
選挙当時のその斎藤氏による「自民党」と「維新」との複雑な絡みが、どうもわたしなりにも違和感がありました…。
いずれにしても…
それを選んだのはその当時の県民…。
それを考えても…
何か選挙ってホント「博打」ですよね…。
その候補者がどのような人物・人間なのか…。
そんなの選挙期間だけでは分かりませんよね…。
それでいて…
後になって「選んだあなた達の責任」なんて言われても…。
そんな今の選挙制度…。
どうにかなりませんかね…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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