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2024年 1月12日(金)
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杉良太郎、能登半島地震の対応に私見と提言「被災者の被災地外避難を」「システムができていないのは政治の怠慢」
(記事本文抜粋…)
歌手で俳優の杉良太郎(79)が11日、公式サイトを更新し、能登半島地震についての私見、日本の政治に対する提言を行った。
これまで阪神・淡路大震災(1995年)、新潟県中越地震(2004年)、東日本大震災(11年)、熊本地震(15年)など大規模災害が起こった際、現地からの要望、要求を見定め、タイミングを見て物資を送り、炊き出しを実施。自身が現地で目にしたこと、感じたこと、届いた声などを度々発信してきた。現在も、厚生労働省の健康行政特別参与、警察庁特別防犯対策監を務めるように、機会があれば、政府や政治家に対して意見している。
杉は国や地方自治体に向けて再度、被災者の被災地外避難を提言した。
「能登半島の大震災のおいて、お亡くなりになられた方々、関連死をされた方々、いまだ安否のわからない行方不明の方々、また、被災された方々に対し心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。私はこれまで、国内外を問わず、災害に対して関わって参りました。その中でずっと声を上げておりましたが、それが形になっておりません」と吐露。「阪神・淡路大震災、東日本大震災において大きな教訓を受けているはずです。地震や津波など災害が起きた時、火災も起こるなどし、陸路は遮断され、救助、救援のため、陸路は完全に使えない。私が阪神淡路大震災の頃から提案してきたのは、被災地外避難です。最初にやるべきことがこれです。被災地域から被災地外への避難。県内外問わず、被災していないところ。ペットも一緒に避難すべきです」と指摘した。
その理由について「被災者は日々の暮らしが制約されることによって、精神的苦痛を強いられることになります。ほとんどの方々は高齢者です。毎日飲んでいる薬、常備薬が必要です。余震が来る度、心臓が止まりそうになります。救援のために自衛隊、消防、警察、ボランティア団体が現地へ入ろうとするが、道が通れず苦労している。ニュースで聞こえてくるのは『物資は拠点には届いている。しかし、孤立している集落には全く届いていない』という状況。そのまま届けられず、消費期限が切れて、せっかくの善意が無駄になってしまう…。(被災者の)移動ができたら、現地に入る救援者も行方不明者、取り残されている方々の救出1本に全力を注ぐことができる。陸が使えないので、残りは海と空がある」とつづった。
阪神・淡路大震災の際には、多くの人が火災で亡くなった。「それは消防車が現地に入れなかったから。政府は民間のヘリコプターを借り上げ、県外避難をさせるべきです。地震が起きた瞬間からの行動です。県外の宿泊施設、自治体は平時より協定を結んで、有事の際にはこれを借り上げるという決めごと、システムができていないこと自体、政治の怠慢である」と厳しく指摘。法整備を含め、非常時のシステム構築がなされていないとして「平時より政府、全国知事会、全国市長会などを通じて、しっかりとしたシステムを構築すべき」「物資を被災地に届けるのでなく、災害が起きたら被災者を被災地域外に移動させるシステムを構築しておくべき」とした。
今回の地震で5歳の男の子がやけどを負い、4日後に息を引き取った。この件に関して「震災が起きた場合、救急車は来ないと思った方がよい。では、救護はどこから来るのか。他県からでも、ヘリコプターによる救出が大事である。これが本来の救急救命である。子供は国の宝である。少子化に困っていると言いつつ、一人の子供の命も救えないのは、先進国にあって反省すべきことではないか」と厳しい言葉で指摘した。
「政府、専門家と言われる方々が、どれほど本気で『どうすれば、今後一人の命も失わずに済むか』ということを考えてきたか。『震災だから』と言って救われなかった―という言い訳はできない。なぜなら、それだけ日本は多くの知識と経験を得てきているはずだから」とつづり、大災害で得た経験が生かしきれていない現状を嘆く。
「私は今、行動に起こすかどうか苦慮している」と複雑な胸中ものぞかせた。
👉杉さんにこれだけの経験値があるというのに…
政府や政治家たちの側近や周囲には、誰一人としてこのような経験値を持ち合わせている人物はいないのでしょうか…。
杉さんが言うように…
政府や専門家の方々が、今までどれだけ本気で真剣に、この日本国の災害時に対する対応を、今まで国民のために考えて来たか…。
残念ながら…
彼らは自分たちだけの事しか考えてなかったようです…。
「政府の怠慢」
どうやら…
阪神・淡路大震災があった30年前から…
何も学ぶことなく、ただ自分たちの選挙の事だけ考えて生きて来たようです…。
選挙に勝つ方法…
抜け道をつくって儲ける方法…
メディアや官僚たちを支配する方法…
そして国民を誤魔化し騙す方法はたくさん学んで来たようですが…
非常に残念ですが…
そんな「政府の怠慢」が…
こんな国の一大事のその時に…
その結果としてそのボロが出て来ているのでしょうね…。
もう「言い訳」する事は出来ません…
もう「誤魔化す」事も出来ません…
もう「騙す」事も出来ません…
もう“観念”するしかありませんね…
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