百条委員会
2024年 5月22日(水)
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議会議長 百条委の検討「理解できない」 兵庫県議らは疑問視 斎藤知事、告発文書問題めぐり
(記事全文…)
兵庫県の西播磨県民局長だった男性(60)が斎藤元彦知事らの言動を「違法行為」などと指摘する文書を作成し、懲戒処分を受けた問題で21日、斎藤氏が第三者機関の設置を表明した。
この日、斎藤氏に設置を要請した県議会の内藤兵衛議長(自民)は会見で「議会からの声を重く受け止めている」と評価。ただ、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)については、「どうして並行して出されるのか理解できない」と否定的な考えを示した。
議会で検討が進む中での議長の発言に、議員からは批判の声が上がっている。
会見で内藤氏は、斎藤氏の対応に「議会からの声を重く受け止めている。(設置を)明言したことは感謝しており、当然あるべき姿だと思う」と語った。
一方で、百条委については、個人的な見解とした上で「どうして並行して出されるのか理解できない」とし、第三者機関の委員選定などに議会が関与することで透明性や客観性が担保されるとの見方を強調。「議長としては押し付けるわけにいかない。議会がどう判断するかということになると思う」とも述べた。
百条委をめぐっては、最大会派の自民などが検討を進めているほか、この日、男性の処分撤回などを県に申し入れた第4会派のひょうご県民連合の幹部が「議会の責任で真相を究明するのがわれわれの務め。6月議会で設置に向けた動きをつくる」と表明した。
こうした動きが続く中での議長の発言に、ある県議は「検討段階で議会を代表する立場で否定する意見を述べるのはいかがなものか。議長として方向性を縛ることのないようまずは自由な議論を見守るべきだ」と指摘。別の県議は「個人的な意見としてでも、議長として開いた会見で、百条委の必要性を否定するのは公私混同だ」と話した。
👉この「百条委員会」なるもの…。
いったいどのようなものなのでしょうか…。
以下、ウィキペディアより抜粋します…。
「百条委員会」(ウィキペディアより)
【調査主体】
調査権の行使の主体は、議会である。議会が調査権を行使するには、議決が必要である。
したがって、議会の委員会は本来この調査権の行使を認められてはいないのであるが、議会が特定の事件を指定したうえで常任委員会又は特別委員会に対して調査を委任したときに限り、当該委員会は調査権を行使することができる。この委任を受けた委員会のことを、百条委員会と呼ぶ。
【罰則】
国会の国政調査権と同様、罰則を設けることで調査権の実効性を担保している。
出頭又は記録の提出の請求を受けた選挙人その他の関係人が、正当の理由がないのに、議会に出頭せず若しくは記録を提出しないとき又は証言を拒んだときは、6箇月以下の禁錮又は10万円以下の罰金に処せられる(地方自治法第100条第3項)。
宣誓した関係人が虚偽の陳述をしたときは、3箇月以上5年以下の禁錮に処せられる(同法第100条第7項)。
また、この罰則に関して同法第100条第9項では「議会は、選挙人その他の関係人が、第3項又は第7項の罪を犯したものと認めるときは、告発しなければならない。但し、虚偽の陳述をした選挙人その他の関係人が、議会の調査が終了した旨の議決がある前に自白したときは、告発しないことができる」としており、原則として議会に対して告発を義務づけている。
👉なるほど…。
議会議員により構成される百条委員会のメンバーが、ここでは斎藤知事ヘの疑惑の追求をして、その後真実を明らかにして行くというもの…。
しかもこれに対する罰則は、かなり厳しいものになっています…。
国会でもこの「百条委員会」なるものがあるようですが、先の自民党裏金問題では、そこまで追求されなかったという事になりますね…。
そんな自民党問題では要請されなかった「百条委員会」…。
それが今回のこの兵庫県知事に対する疑惑で行われる事になったとのこと…。
この一連の流れと経緯にその結果まで…。
なかなか無い事ですし、わたしが関心を持ってから初めての事ですので、注目です…。
もちろん兵庫県民としても…
これに対して…
この方々はどのような見解なのでしょうか…
橋下徹氏 兵庫県知事の対応を批判「内部告発に対しては、組織のトップは事実無根と叫ぶ前に第三者調査を」
(記事本文抜粋…)
橋下氏は「知事の『パワハラ&おねだり疑惑か』外部調査へ 兵庫・斎藤知事が表明 県議会の要請を受けて(関西テレビ)」と題された記事を引用し、「内部告発に対しては、組織のトップは事実無根と叫ぶ前に、第三者調査を入れるのが鉄則。初動ミス。事実かどうかは別問題」と自身の考えをつづった。
👉「自分の時でなくて良かった…」
「今だから言えること…」
かもしれませんね…。
斎藤知事の疑惑 知事選で推薦した維新・吉村代表「内輪で判断するんじゃなく第三者が調査し明らかに」
(記事本文抜粋…)
この事態に、兵庫県知事選挙で斎藤知事を推薦した日本維新の会の吉村共同代表は…
【日本維新の会 吉村洋文共同代表】
「県政を行う上で、疑義があるのであれば内輪で判断するんじゃなくて、第三者が調査をして事実関係を明らかにする方が、ぼくは公明正大だと思います」
👉いわゆる“元部下”であり、今はお隣りの県の“同僚”でもある斎藤知事…。
その維新の代表である吉村さんから推薦サポートを受けての兵庫県知事に当選された斎藤知事ですから、吉村さんにとっても気が気ではありませんよね…。
特に維新に関しては…
全国的に見てもその「パワハラ」などの問題が多発化しているだけに、その“党”としての問題としても、これから更に問題化してくる可能性もあります…。
ところで大阪府知事としての吉村さんは大丈夫でしょうか…。
とにかく…
この今回の斎藤知事ヘの第三者機関による外部調査ならびに、この百条委員会による追求…。
目が離せませんね…
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