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国民の盾…
2024年 11月30日(土)
昨日の景色…
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〈お知らせ…〉
12月7日日(土)に神河町の奥猪篠の畑で「菊芋掘り」を開催します…。
ご興味のある方は下記詳細をご確認くださいね…。
ご参加お待ちしています…
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2024菊芋堀りイベント | 株式会社T.T.C奥猪篠菊芋畑で、みんなで菊芋堀をしましょう! ぜひご参加ください!
〈気になる記事・後半…〉
防備とは「戦争をしないための準備」 最小戦争論を考える
(記事本文抜粋…)
戦争に備えることと戦うこととの距離
ウクライナもパレスティナも、戦争が終わる気配がない。しかもパレスティナの状況は虐殺ともいわれる。
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新型コロナウィルスの感染拡大は「新しい日常」といわれたが「戦争という日常」はあってはならないことである。とはいえ、現在の国際情勢は、戦争に対して無防備でいることを許さない。
戦後日本は、憲法9条に示されている絶対平和的な理想論と、国際的なパワーバランスにもとづく現実論とに引き裂かれていた。自衛隊はあってもその活動は法的に足を縛られていたのである。しかし安倍政権のいわゆる安保法制は、それをグッと後者の現実論に引き寄せ、日米安保という軍事同盟を強化した。
しかも、米ソ冷戦構造下における軍事はあくまでアメリカ主導であったが、今日の中国の台頭に対してはむしろ日本が矢面に立つような気配だ。
周囲に戦争という現実が転がっている以上、それに備えることは必要だろう。しかし安倍元総理の「台湾有事は日本有事」という発言には、具体的な戦争の足音が近づいているような気がしてドキッとした。本来、戦争に備えることと戦争をすることとのあいだには大きな距離がある。あるべきである。良い国家指導者とは、その距離が大きい、すなわち戦争の防備はしても開戦はしないという指導者ではないか。
ここではその戦争の「防備と開戦の距離」について、そして考えたくないことだが、やむなく戦端が開かれたとき、その損害を最小化することについて論じてみたい。
またそれは戦争を、損得として考えることにつながる。そう言うと、戦争は善悪正邪で考えるべきもので、損得勘定などは不謹慎だと思う人がいるかもしれない。しかし戦争は、双方自分の方が善であり正であると思うから起こるのであって、双方が冷静に損得を考えれば滅多に起こるものではないのだ。
武士道とは生き延びること
「武士道とは死ぬことと見つけたり」と『葉隠』には書かれている。しかしこの書はやや逆説的なところがあり「死ぬこと」が強く印象づけられるほどに、武士は簡単には死のうとしなかったと考えるべきだ。
たしかに武士は戦いの専門家であるが、実は、戦いながらも、自分も部下も、できるだけ死なないように計算する専門家でもある。戦国武将の権謀術策は、かのマキャベリや韓非子もおどろくほどだ。
本当の武士道とは、死ぬことではなく、周到な計画と、果敢な英断と、場合によっては戦場を捨てて退却する勇気でもある。太平洋戦争の日本軍指導者に見られた玉砕や特攻などは、武士道にもとる選択なのだ。
武田信玄も、上杉謙信も、織田信長も、羽柴秀吉も、徳川家康も、戦いが不利になれば退却し逃げ延びることを知っていた。危険をかえりみずに突撃する者は猪武者(いのししむしゃ)として馬鹿にされたのである。特に信長、秀吉、家康は、それ以前の武将たちと比べて、戦いの損得勘定に長けていたのではないか。信長は常に人情を排除して戦いの力学を考えた人だ。秀吉は人命と人情を重視して調略と講和の利益を計算した人だ。家康は功利と人情をバランスさせ安定を重視した人だ。
敗北という超戦略
第二次世界大戦において、フランスはあっさりとドイツに降伏したが、このときの軍人の死者数は20万人とされている。一方、徹底的にドイツ軍と戦ったソ連の死者数は、民間人も含めると2000万人を超えるという。結果はどちらも戦勝国のような顔をしているのだが、損得勘定からいえば、勝ったはずのソ連より負けたはずのフランスこそ勝利というべきかもしれない。
日本はもちろん、沖縄戦、東京大空襲、広島長崎の原爆と、一般市民におよぶ悲惨な負け方をした。しかしいったんポツダム宣言を受け入れると、これといった反発もなく、食糧難を乗り切り、いち早く復興の緒につき、経済成長の波に乗った。これは歴史的にも珍しい敗戦の成功例ではないか。
最小損害戦争
時代によって戦争は変わる。
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実際に、現代はサイバー戦争が大きな割合を占め、リアルの戦場では戦車や戦闘機よりドローンが主力である。経済も安全保障と一体化しつつある。またアメリカも、中国も、加えて韓国も、北朝鮮も、ロシアも、その政治と経済の実態が、時事刻々と変化しつつある。
そういったことも含めて、防備と開戦の距離をできるだけ保ち、やむなく開戦に至ったときは常に撤退と講和と復興を計画し、戦争の長期的な損害を最小化しなくてはならない。現代日本の政治家にそういうことが期待できるだろうか。今マスコミを賑わしている政治イシューはいかにもドメスティック(国内的)だ。
戦後経済成長で大成功したカリスマ経営者たちが、バブル崩壊ですべてを失って語ったことはただひとつ「撤退の決断ができなかった」である。戦争も経営も同じようなものか。現代の日本の法制においては総理大臣が戦争の最終的な指揮官である。われわれは、今述べたような超戦略上の判断が下せる、戦争指揮官としての総理大臣を選ぶ必要があるのだ。
本稿で「防備」という言葉を使ったのは、戦争をするための準備ではなく、戦争をしないための準備という意味においてである。常にそのことを忘れなければ、防衛戦略も、その戦術も、心構えも違ってくるはずだ。新しい大統領を選んだ、ほとんど攻め込まれたことのない国との同盟によって、戦争をしないための準備が戦争をするための準備に近づいてくることを心配する。
👉果たして…
我が日本国の今の石破首相は…
良い国家指導者としてその責務を果たせるでしょうか…。
それもアメリカ次第というところかもしれませんが、ただ今回の「またトラ」で、少しその危険性が少なくなるのか…それとも…
トランプさんにとって大事なのは…
アメリカ国民だけなのか…。
それとも世界の市民のこともちゃんと考えてくれるのでしょうか…。
いずれにしても…
わたしたち日本国民にとってしばらく遠く別世界の言葉であった「戦争」というものが、またかなり身近なものとなりつつあります…。
考えたくはありませんが…
考えざるを得ない今のこの時代…。
巷では…
石破さんは「武器オタク」なのか「戦争オタク」なのかは知りませんが、その戦争にはかなり知識がお有りだとのこと…。
できることなら…
その武器の使い方とか戦い方などではなく…
かつての先人たちのその「戦争をしない知識」というものをしっかりと勉強して実践してほしいと願います…。
そのために…
今のこの時代のこのタイミングで…
あの自民党総裁であり日本国総理大臣として…
視えない存在の後押しもあったのだと信じたいところです…。
そしてトランプさん同様…
石破さんには…
恥を偲んで市民・国民のために敢えて悪者になれる器はあるとわたしは思います…。
最後の最後には…
自民党ではなく…
アメリカでもなく…
日本国民のために盾になる覚悟…。
その本来の“らしさ”を肝心なところで発揮してもらいたいものです…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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