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心の隙魔…
2024年 12月2日(月)
今日の景色…
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去年はかなり豊作でしたが…
〈お知らせ…〉
12月7日日(土)に神河町の奥猪篠の畑で「菊芋掘り」を開催します…。
ご興味のある方は下記詳細をご確認くださいね…。
申込みは12月3日(火)まで…。
ご参加お待ちしています…
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2024菊芋堀りイベント | 株式会社T.T.C奥猪篠菊芋畑で、みんなで菊芋堀をしましょう! ぜひご参加ください!
〈気になる記事・後半…〉
「高級車に乗る人」が危険な運転をしがちな理由 権力のある人は自分を抑制する力を失いがち
(記事本文抜粋…)
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横暴に振る舞う上司、不正を繰り返す政治家、市民を抑圧する独裁者。この世界は腐敗した権力者で溢れている。
では、なぜ権力は腐敗するのだろうか。それは、悪人が権力に引き寄せられるからなのか。権力をもつと人は堕落してしまうのだろうか。あるいは、私たちは悪人に権力を与えがちなのだろうか。
今回、進化論や人類学、心理学など、さまざまな角度から権力の本質に迫る『なぜ悪人が上に立つのか:人間社会の不都合な権力構造』より、一部抜粋、編集のうえ、お届けする。
■「パワー接近/抑制理論」とは?
「パワー接近/抑制理論」と呼ばれるこの理論は、ケルトナーと共同執筆者たちには悪いが、口からすらっと出てくる、記憶に残る名前とはおよそ言えない。
だが、その背後にある考え方は簡単に理解できる。要するに、権力は「接近」行動につながる。ケルトナーは権力を持つと、行動を起こしたり、目標を追求したり、危険を冒したり、報酬を求めたり、自己宣伝をしたりする可能性が高まる。
権力のある人は、ギャンブラーのように人生に取り組む。プレイしなければ、勝つこともできない、というわけだ。 権力は、より多くの人にプレイをさせ、自分は勝つという自信を強めさせる。それとは対照的に、権力のない人は抑制される。先手を打って主体的に行動するよりも、事が起こってから受動的に行動する。用心深く、すでに持っているものを危険にさらすよりも守ろうとする。他者からの脅威や危険に敏感だ。
権力のある人が人生のギャンブラーなら、権力のない人はすでに手にしている数枚のチップにしがみつく可能性が高い。
ケルトナーのアプローチは、実験と観察データの両方に裏づけられている。彼は実験や観察を行って、さまざまな仮説を実世界で試す。
自分自身を観察していて生まれる理論もある(「自分がより多くの権力を持っているように感じたときには、より頻繁に悪態をつきます」と彼は私に語った。「自分でも抑えようがありません」。そして、調べてみると果たして、権力を得ると他の人々もより頻繁に悪態をつくことがわかった)。
■高級車の持ち主は危険な運転をしがち?
実際の経験から理論が生まれることもある。ある日、ケルトナーが自転車で職場に向かっているとき、ステータスシンボルとなるべく存在している種類の自動車である、真っ黒なメルセデス・ベンツを運転している男性にはねられそうになった。
それがきっかけで、彼は考えはじめた。危ない目に遭うときの相手が、いつもオンボロの自動車ではなく高級車であるように思えるのはなぜなのか?
高価な自動車を運転する人は、事故を起こせば失うものがはるかに多いことを思うと、なおさら不思議だった。そのような経験は、ほとんどの人にとっては迷惑な話にすぎないが、ケルトナーにとっては仮説の材料になる。そして、仮説ができたら、彼は検証する。
ケルトナーは、1つ実験を思いついた。1人の研究者に頼んで、ある交通量の多いバークリーの道路沿いの茂みに隠れて、近づいてくる自動車のメーカーとモデルを書き留めてもらった。そして、別の研究者には、自動車の接近を待って横断歩道に出てもらった。自動車はそのまま通過できるものの、いくぶん荒々しい運転が必要になるタイミングでそうしてもらった。それで、どうなったか?
「安価な自動車、ユーゴやプリムス・サテライトの類いでは、横断歩道を走り抜ける割合はゼロ%でした」と彼は2016年にナショナル・パブリック・ラジオで説明した。「高級車は、つまり、メルセデス・ベンツとかですが、46.2%が横断歩道を走り抜けました」。
ケルトナーが自分の研究を公表すると、高価なトヨタ・プリウスのハイブリッド車を運転している人がひどく機嫌を損ね、彼に手紙を書き、自動車が高価かどうかは関係なく、問題は、どんな種類の高級車かだ、と主張した。
これは、ケルトナーのものと競合する仮説だった。金持ちのプリウスの運転者は金持ちのメルセデス・ベンツやBMWの運転者よりも親切である、というのだから。
そこで、ケルトナーは確かめてみた。「じつは、プリウスを運転する人は最悪でした」と彼は笑いながら言った。
■権力は人を自己中心的にする
権力についてのケルトナーの研究は、明確な作用を浮き彫りにする。権力のある人は、自分を抑制する力を失う傾向にある、というのがそれだ。「権力に酔う」というのは、まさに打ってつけの描写だ。
権力があるという感覚を強められた人は、他者にどう思われるかは、あまり気にしなくなる。他者の心をうまく読めなくなる。他者に共感する必要を、それほど感じなくなるからだ。彼らは、規則は自分には当てはまらない、と感じはじめる。
ケルトナーは、こう説明した。「より大きな権力を享受する人々は、衝動的に食べたり、性的な関係を持ったり、交通規則を破ったり、噓をついたり、騙したり、万引きをしたり、子どもからキャンディを取り上げたり、失礼な口や、下品な口や、無作法な口を利いたりする可能性が高い」。
「権力は腐敗し、絶対的な権力は絶対的に腐敗する」と述べたアクトン卿は正しかったのだ。
👉前半記事の研究は…
小学6年生の夏休みの課題研究で、止まる止まらない人や車の特徴を割り出しました…。
そして後半のケルトナーの研究は…
その車の特徴から、その運転者の特徴である「権力」に焦点を合わせて、その研究結果を割り出しました…。
この2人の研究で共通しているのは…
やはりスポーツカーだったり高級車のように見た目の良い車は止まることなく、危険運転の可能性も高いということ…。
これはわたしにも身に覚えがあります…。
そんな危険な目にあったということではなく、自分がそのような車を運転している時とそうでない時の感覚でも、それはハッキリと自覚することが出来ます…。
性能の高いスピードの出る車と…
軽トラックのようにあまりスピードの出ない車との違いであったり…
また見た目の良い高級車と…
軽トラックのような作業車を乗っている時の違い…
今はそうではなくなりましたが…
昔の自分は、結構その運転も過激で荒く、スピードもかなり出していたと思います…。
現役時代なんかはやはり負けず嫌いだったので、抜かれるのが嫌で結構飛ばしてましたね…。
競争するかのように…
そんな時の自分から考えると…
かなりその性格も変わり…
それと同時に、その車の運転もだいぶん変わりました…。
やはり「性格は運転に現れる」のは間違いないと思います…。
そしてこのケルトナーが言う「権力」とその「性格」そしてその「車種」と「運転」との関係も間違いなくあり、それに現れているように思います…。
それを考えると…
政治家たちが運転手を雇わずにみんな自分で運転していたとしたら、エライことになりそうですね…。
運転手を雇うのは懸命だと思います…
でも…
ケルトナーの「権力」に関する研究はそれに留まりません…。
「権力を得ると他の人々よりも頻繁に悪態をつき、自分でも抑えようがない」
「権力のある人は、自分を抑制する力を失う傾向にある」
「権力に酔う」
「他者にどう思われるかは、あまり気にしなくなる」
「他者の心をうまく読めなくなる」
「他者に共感する必要を、それほど感じなくなる」
「彼らは、規則は自分には当てはまらない、と感じはじめる」
そして…
「より大きな権力を享受する人々は、衝動的に食べたり、性的な関係を持ったり、交通規則を破ったり、噓をついたり、騙したり、万引きをしたり、子どもからキャンディを取り上げたり、失礼な口や、下品な口や、無作法な口を利いたりする可能性が高い」
なんかこれを見ていると…
飲み食い政治を贅沢にしている人たち…
大事なときに平然と不倫している人…
自分には当てはまらないと規則・法律を破ったり…
平気で嘘をついたり…
国民を騙したり…
国民からはたくさん税金を取り上げ…
表向きだけはきれいごとを口にする…
まさに腐敗しきった権力者の代表としか言いようがありません…。
そんな人たちのいちばんの目的はやはり…
「権力に酔い続ける」
ということなのかもしれません…
でも…
そんな権力者のこの特徴を見て…
定期的にわたしたちもその傾向・兆候が出ていないか自分自身をチェックしたほうがイイかもしれません…。
知らないうちに…
そんな自分に酔うような権力者の仲間入りをしていないかどうか…。
「心の隙間」に“魔”がささないように…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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