お買い物行事でのあるある
秋の季節に移り替わり、キンモクセイの香りがあちこちでしますね。
皆さんの施設等ではコロナ流行前までは
10月に外出行事が計画されている所が多いのでないでしょうか。
今回は、外出行事の定番のデパートにお買い行事でのあるあるの
お話しになります。
私が当時勤めていた、デイケアでは定期的に外出行事を行っておりました。
特に人気だった外出はお買い物行事でした。
女性利用者様は服や日用品雑貨、食料品などを買われることがが
ほとんどでした。一方、男性利用者様はおしゃれな方は服や奥さんへの
プレゼント(結構多かったです。)や奥さんに夕飯の食材を頼まれる方
もいらっしゃいました。時々、お酒も買われる方もいらっしゃいました。
お酒を買われる方には、ご家族様へ確認しておりました。
お買い物行事では、スタッフが利用者様の担当を各自持ち、お買い物の
サポートをしています。
認知症の方には事前にご家族様からお買い物リストをお預かりしてスタッフと一緒デパート内を探しながら購入のお手伝いを
していました。スムーズに購入品に誘導できればいいのですが、欲求には
かなわず、団子やおはぎを、かごにどんどん入れる方もいらっしゃいました。スタッフは依頼のあった商品や夕食の食材の献立をお話して、どの食材を買ったら良いのか一緒に相談して購入までサポートしたりします。
そんな中、お買い物行事での毎回、利用者様からの差し入れを頂く事が
多くあります。
基本的には、利用者様やご家族様からの差し入れやお心使いを頂く事は
どの施設でも禁止されているかと思います。
私が勤めていた施設では受け取ってはいけないルールになっていました。
なので、毎回、お買い物行事ではご家族様含め、ご自身の為にお金を
お使い下さいとお伝えしておりましたがそれでも、栄養ドリンク
や饅頭などを差し入れを頂く事がありました。
利用者様からすれば、いつもお世話になっている気持ちなんだからとお話され強引に施設に置いて行かれる方もいらっしゃいました。
毎回のお買い物行事では、こんな感じのやり取りが発生していました。
確かにお気持ちはありがたいです。利用者様の大切な年金を私たちに
使ってしまう事は申し訳けない気持ちになります。
利用者様と一緒にお買い物ができるとはとても楽しい反面いつも
気を使わせている事がいつも歯がゆい気持ちになります。
皆さんの施設ではどうでしょうか。また、ご家族様はどのように
思われていらっしゃいますか?
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