松本街歩き
昨日は、浅間温泉に泊まり、温泉街を楽しみました。
今日は、松本中心街でぶらぶらします。
浅間温泉からのバスを降りて、最初に向かったのは「源智の井戸」です。
松本市街では、あちらこちらに井戸があり、地元の方々に大切に守られてきました。源智の井戸は、その中の一つです。きれいで冷たい水は自由に飲むことができます。
井戸のすぐそばにある「源智のそば」でランチにします。
お昼時なので、店内は満席です。外で待つことになりました。
席が準備されて、やっと店内へ。
店には井戸の水を飲むための猪口がありました。さっそく井戸に戻り、水を汲みます。
心なしか、輝いて見えます。もちろん、冷たく美味しい。
注文したのはシンプルに「ざるそば」です。
わぁ、これは私の好きなそば。
味わいは濃いそばなのに、つるりとなめらか。
そばつゆは、濃過ぎず、でも出汁と醤油のいい塩梅です。びっくりしたのは、分量がピッタリなこと。蕎麦湯で割って、すべて飲み切れました。ちょうど良い濃さの味のままで。
幸せを味わいながら、そばを食べていると、私の3人後のお客で蕎麦が売り切れてしまったようです。
まだ、12時半!
さぁ、街を歩きます。
相変わらずの青空、強い日差し。でも、心なしか風は爽やか。
とはいえ、暑い。
蔵の街、中町通りです。
古い建物が現役で残っています。丸型ポストと相性がいいです。
街を横切る女鳥羽川の向こうに山、そして、雲。
この小さな「マサムラ」の店が可愛らしくて、記録に残したくなりました。
(もちろん、本店のカフェでシュークリームと紅茶でのんびり、というのも最高です)
この通りには、老舗のお菓子屋「翁堂」もあります。
あ、この店には「たぬきケーキ」があるはず!
でも買ったとして、この猛暑だし、食べる場所が思い浮かばず断念。
そして、こちらも写真に収めたかったのだけど、うまく撮れず、残念。
松本城までは、まっすぐに歩いたら大した時間はかかりませんが、わざと路地をまがり、戻りしていました。
さぁ、ようやく到着です。松本城は見ないわけにはいきません。
もう、何回も城内に入っているので、今回は内堀の外から眺めます。
雲で隠れていますが、北アルプスを背景に黒い城が美しくて、惚れ惚れします。
松本城公園の木陰のベンチで、しばしの間、城鑑賞をしました。
しかし、暑い。
こんな時は、お気に入り「ラボラトリオ」で休憩するのが一番。
お城からは6,7分の距離です。大通り沿いのレトロなビルの2階にあります。
紅茶とスコーンを注文しました。
スコーンは、温められていて、嬉しい。かわいい小さいサイズですが、おやつにちょうど良いボリュームです。オオカミの口に割れたところを横に割って、クリームとジャムを付けて、ゆっくり味わいました。
「カゴアミドリ」の松本店に寄ろうとしたのですが、臨時休業中でした。😢
こちらの通りも古い建物が大切に使われています。
松本土産で、飴をいただくことがあります。松本には老舗の飴屋さんが何軒かありますが、私は、こちら山屋御飴所の「板飴」が好きなんです。
同じ通りのこの店、なんとも美しいですよね。
minä perhonen松本店は、小さいけれど洋服、バッグ、雑貨などコンパクトにまとめられて、とても見やすいお店だと思います。今回は店に入りませんでしたが、以前に買い物した時に、店のオリジナル街歩きマップをいただきました。手書きの地図に親しみを感じて、今も大切に持っています。
さらに歩いて行くと、不自然に曲がった道に出ます。
ここは、大手門枡形の跡です。お城が文化財としてではなく、本当にお城としてあった時代の名残りを感じたくて、見に来ました。
案内はありますけど、特にどうってことないのですけどね。
橋の上で不思議なものに遭遇しました。
松本美術館で、開催されている「映画監督 山崎貴の世界」に合わせたオブジェでした。
さて、次は・・・
栞日に行こうかと思ったのですが、少し駅寄りの店「ハイファイブコーヒースタンド」へ変更しました。初めて訪ねます。
カジュアルな雰囲気の店内で、初めてでも落ち着けます。道路に面した窓のカウンター席を選びました。
注文したカフェラテがきました。
コーヒーとミルクの混ざり具合が今日の空と雲のよう。
いつまでも、ぼうっとしてしたいけれど、駅に向かう時間です。
駅前の信号待ちで、看板に組み込まれている温度計に気が付き、ぐったり😵です。
33℃…
体感としてわかっているけど、数字で明確にされると、ね。もう夕方なんですけどね。
帰りの特急に乗る前に、駅ビルをまわってみました。そこで見つけたポスターです。
この時期、松本ではクラシック音楽の祭典「セイジ・オザワ松本フェスティバル」が開催中なのです。
チケットを買っておけば良かったなぁ、と帰るときになって、ちょっと後悔。
次回は、きっと。
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