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浅間温泉のんびり街歩き
やってきました!
久しぶりの松本です。
ちょっとしたハプニングはあったものの、無事に到着しました。
松本を訪れるとき、まずは深志神社にお参りします。
何年も前のことですが、初めて一人旅で松本を訪れたとき、お城に行こうと何も調べずに適当に歩いて行くと、深志神社に行き当たったのです。
そんなきっかけで、お参りをして、旅の安全を祈ったのでした。効果はたいへん有り難く、楽しい旅になったのです。
それ以来、最初にお参りすることにしています。
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今回は、浅間温泉に泊ります。
さっそく、グーグル先生に行き方を聞きますと、まずは市民芸術館前のバス停へ行けと…
あれ?裏道かな。本当にこれが最短ルートですか?
いや、遠回りだったようです。
でも、バスは時刻表通りに来ません。あとから来た女性は、何回もスマホで確認しています。
それにしても、日差しを遮るものがない大通りのバス停で待つのは辛すぎる😵
数分(?いや、実感としては10分以上だよね)遅れのバスに乗り込み、浅間温泉へ向かいます。
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坂道の途中にあります
このバス停で降りたのは、私一人でした。
レトロな「浅間温泉」という温泉街の看板が良いですね~😆
さて
お腹も空いたし、まずは、腹ごしらえ。
信州ですから、悩まず「そば」です。
「つけもの喫茶」って気になる店名です。地元の素材の漬物がウリで、蕎麦も食べられるとか。
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まずは、漬物3品。
右から、梅ゴボウ、キュウリの醤油漬、ミョウガの甘酢漬です。
どれも違った風味で、良いお味。
そして、お茶も美味しいのです。漬物に合います。
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蕎麦の風味がしっかりとした、力強いそばでした。満足感たっぷりで、美味しいです。
(後で気づいたのですが、漬物はそばを頼むと付いていたようです。でも、単品の3種を頼んでしまったので、元々付いていた漬物は出ませんでした)
名物が「そば」の地では、そばを食べます。
そして、そばが好きなんですけど、まだまだ経験が足りず、表現がうまくできません。
伝えて、伝わるって、難しい。
次に向かうのは、今回の旅の目的の一つ、手紙舎文箱です。
文箱をたっぷり堪能しました。
詳細はこちらの記事にて。
先ほどの記事には書かなかったことを一つ。
文箱には松本らしく、地元のものが売られていました。
浅間温泉に来たからには、少しは知りたいと思い、「松本の本」を買いました。
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内容は、歴史、地理、お祭りのこと、地元の人・・・。文字数が多く、とても濃いです。読み応えたっぷりで、松本(今回は浅間温泉)愛にあふれた記事です。
付録の地図に惹かれたのも事実ですけど。
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松本中心部に、「本」というマークがたくさんあります。本屋だけでなく、ブックカフェも含んでいるようです。
それもそのはず、この雑誌は「本と街を楽しむ雑誌」なんです。
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のんびり過ごした後、店を出ました。
空を見上げると、この青空です。
気持ち良い〜😊
でも、暑いー😵
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湯坂通りに入ると、街灯が変わりました。通りごとのイメージに合わせているのかもしれません。
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古い昔からの建物も残っています。もちろん、使われています。
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温泉街の坂道をどんどん上がって行きます。坂が多いんですよね。
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少し散歩したので、のどが渇いてお茶を飲みたくなりました。それに、ぜひやりたいこともあります。
それではさっそく「哲学と甘いもの」へ向かいます。
古い建物をリノベーションした店です。
この「哲学と甘いもの」のことは聞いていたので、ぜひ訪ねたかったのです。
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窓辺の長テーブルには、古いミシンが置かれていました。
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ジンジャーエール(本当は、凝っている名前)を飲みながら、友人への葉書を書きました。
ここで、ゆっくりと書きたかったのです。
他にお客さんがいることを忘れるくらい、静かで落ち着いています。
読書と静けさを楽しむ場所。
葉書も書き終わったことですし、店を出て、ふらふらと当てもなく歩きましょう。
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もう少し坂道を上がって、遠くを眺めてみたくなりました。
見晴らしの良い場所を見つけました。
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わぁ、輝く曇と家々の屋根。
夕方の光は、どんどん変化して、写真を撮っても捕まえきれない。
今夜宿泊するホテルは、夕食は付いていませんでした。ホテル内にもレストランはあるのですが、外の店「新三よし」を利用することにしました。
今どきのシステムですね。
予約した時に、「お酒飲めない(アルコール弱い)けど、いいですか」と聞いてしまいました。ひとりご飯は慣れているけど、居酒屋のハードルは高いのです。
もちろん、歓迎していただいたので、安心してお店に入りました。
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孤独のグルメの五郎さんにはなりきれなかったけど、欲望のままに注文して完食です。
はぁ〜、美味しかった
大満足です。
ホテルに戻って、温泉を楽しまなくては!
そして、翌朝。
朝食は、予約した「ご飯の朝ごはん」弁当が部屋に運ばれてきます。見晴らしの良い窓際で景色を眺めながら食べます。
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何種類もの野菜のおかずと、卵焼き、鶏肉の味噌漬け焼き、2種類のおにぎり、そして豆腐と厚揚げの味噌汁。
特別なものはないけれど、美しく、美味しい朝ごはんでした。
のんびり温泉入ったり、ゴロゴロしていたら、チェックアウトギリギリの時間になりました。
さぁ、活動開始!
でも外に出たら、今日も朝から猛暑😨
2日目始めは、昨日の散歩で場所を確認していた「アルプスベーカリー」に行きます。
蔵の写真は店の裏側ですが、憧れのホテル「松本十帖」に併設されているベーカリーなんです。
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ホテルのスーベニアショップの中なので、パンだけではなく、信州の名産品やポストカードなどもありました。
帰宅して翌朝のご飯は、アルプスベーカリーのフォカッチャです。軽く温めると、チーズの香ばしさとフォカッチャ生地のむっちりした食感が蘇りました。
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さて、お土産は「おしんこ餅」に決めていました。坂をくだって、宮島みやげ店に行きます。
店内は、誰もおらず私一人。でも、お店の方に明るく対応していただき、問題なし。
かわいい「おしんこ餅」を買えました。
持ち帰るには、この猛暑が気になったんですけど、大丈夫でした。
しんこ(新粉)とは白米を粉にしたものです。それで餅を作り、こし餡をくるんでいます。柔らかいけど、コシがある食感で、美味しいのです。
わかりにくいけど、形は鶴をイメージしているとか。
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お土産を買い込んだら、次に目指す場所に向かって坂をおりていきます。
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最後に浅間温泉でやりたかったことは、郵便局で風景印を押してもらうこと、でした。
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昨日の友人宛の葉書に風景印を押印、発送してもらいました。預けてしまったので、その時の風景印は見ることができませんでした。
こちらは、郵頼して入手済みの風景印です。
合わせた切手は、黒田清輝の「湖畔」ですが、「湯上がり」って感じがしませんか😊
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さあ、次は松本城がある、街の中心部に向かいます。