川越さんぽ
隣の県なのに、こんなにも行きやすいのに、どうして初めての訪問なのでしょうか。
我ながら驚きの、川越でした。
友人を誘い、出かけました。
東武東上線川越駅に降り立ち、バス路線図の看板を見ていると、おじさんに声を掛けられました。
「駄目だよ。歩いて行かなくちゃ」
そうですよね、
街並みを楽しむなら、歩いて行かないと!
本当の目的地は、古い町並みを越えた場所だったのですが、その前に川越らしい街を楽しむことにしました。
店の前にスタンプが用意されています。さっそく、記念として持っていた手帳に押しました。ふふ。出だしから良いものに出会いました。
さらに歩きます。
急に石造り?昔の銀行かな、と正面にまわりこんで見ると、「川越商工会議所」でした。
圧倒されます。
おまつりが近いようです。
街中、紅白の幕が張り巡らせています。
大通りではなく、脇の道をのぞくと、「時の鐘」が見えました。
わぁ、川越来た!と実感します。
また、大通りに戻りました。
郵便局が街並みに合わせています。看板を見ないと気づかないくらい。郵便ポストまで黒いクラシックな形です。
アチラコチラふらふらと見て歩き、ようやく今日のランチの店に到着。
古民家を再生した「トモリ食堂」です。
選んだのは「唐揚げ」。
揚げたてカリッと、ジューシー💕雑穀のご飯も炊きたてホカホカで美味しい😊
食後のレモネードも濃くて美味しい〜
「トモリ食堂」は人気店なので、開店前に行列ができていました。
連休だし、暑くも寒くもない快晴だし、覚悟して来ましたけど、1巡目に入店できてホッとしました。
大満足のランチの後は、お買い物です。
予習していたものを探しに行きます。
まずは、さつまいも🍠のお菓子を探しに菓子屋横丁へ。
狭い路地を回りながら、お菓子屋をチェックします。
あらかじめ目星をつけていた、さつまいも菓子専門店で目移りしながら味見しながら、芋ようかんに決めました。ここの店のようかんは、柔らかくて軽い感じです。
甘いものの次は、しょっぱいもの!
菓子屋横丁から数分歩きます。
こちらも予習済みの、煎餅屋「大玉や」です。
こちらの店では「フライせんべい」が目当てでした。
何と、ソース味です。店の奥で製造しているとのことで、お好み焼き店かと勘違いするくらい、ソースの香りが店に入る前から漂っています。
フライということは、揚げているのかな。
帰宅して翌日、妹の家にお土産として持って行きました。
1枚は意外と大きいサイズなんですが、サクサクの軽い食感と、ほんのりソース味でどんどん食べちゃう。止まらない。危険。
店を出ると、行列を発見。
なになに?と近づくと、食べ歩きできるカップ入りのさつまいものお菓子のようです。
なるほど〜
各店工夫された食べ歩きできるものが、様々ありました。
串だんご、芋ソフトクリーム、くず餅、プリン…
びっくりしたのは、カップ入りのカレー。カレー?ですよね。
実際に食べ歩いている人には会わず、イラスト入りの看板しか見ていないけど、大丈夫なのか、不思議です。(写真撮っておけばよかった~)
ここの店かな。
路地を曲がり迷いながら歩いていくと、喉が渇きます。
煎餅屋さんのお向かいの店が気になっていたので、戻ることにしました。
「あぶり珈琲」です。
店内は賑わっていて、無理かな、と思ったら、奥に案内されました。古い街の店は、建物の造りの意味でも奥が深いですね。
奥の部屋は、パリのカフェをイメージしているのでしょうか。壁に貼られているポスター、調度品がそんな感じ。(パリに行ったことないので、イメージです😊)
街中、観光客で賑わっているのに、この店内は別世界のようです。
寛ぎすぎると、川越に来た本来の目的を忘れそう。
あ、川越に訪れた目的は「イベント」なんです。
では、移動しましょう。その時のお話は、こちらの記事にて。
実は、お土産のさつま芋のお菓子(芋ようかん)と、お煎餅を入れたエコバッグごと「あぶり珈琲」に忘れていました。
「なんだか、身軽?」
と気付いたのは、この後に行ったイベントの会場でした😨
で、店に電話を掛け、取り置きをお願いしました。
いや~恥ずかしい…
イベントからの帰り、友人にも付き合ってもらい古い町並みに寄ります。閉店後の店の入口をノックすると、店主さんが出てきてくださいました。こうして無事、忘れ物を受け取ることができました。
本当にありがとうございました。
10月に入ると日没が早くなり、6時30分でご覧の通り”夜”です。
観光地は夜が早い(店の閉店時間が早い)ので、かなり夜が更けた感じですけど。
大通りに出て、すぐにバス停が見つかりました。
川越駅に着くと、駅前商店街や駅ビルは人々で溢れ、明るくにぎやか。
普通に土曜日の夜でした。
池袋行きの特急に乗ってしまうと、何だか夢の中から現実に帰っていく・・・。
一日で百年以上の旅をしたようでした。
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