参政党、6議席目標は実現性ゼロ
比例500万票➕東京で6議席を狙う参政党
まずは比例票から探ってみましょう。
参政党は直近の衆議院選挙で187万票(3.43%)の票を獲得しています。
過去3回の参議院通常選挙で比例5議席に到達出来たのは、
自民、公明、民主系を除くと、共産が1回、維新が2回のみです。
衆院選での維新並の票を獲得しなければならず、300万票以上の
票の積み上げは全く現実的といえないと言わざるを得ません。
まずは比例複数議席の確保が出来る210万票前後を目指すのが
現実的な目標といえるでしょう。
参議院東京都選挙区は今回の改選は7である。
ただし7位当選者は蓮舫氏の残余期間である3年後に改選となる。
自民2議席、公明、立憲、国民の1議席はほぼ確実だ。
第50回衆院選で自民は150万票、公明は57万票、
立憲は129万票、国民は94万票を得ている。
つまり既に5議席は埋まっている。
維新、共産、れいわはそれぞれ51、49、45万票で拮抗しており、
維新、共産、れいわ、立憲2人目が6、7議席目を争う構図になろう。
6議席目が共産、7議席目が維新となる可能性が高い。
つまり自自公立国共(維)である。
参政党の神谷代表は50万票を獲れればと息巻くが、
23万票だった参政党が50万票まで伸ばすのはこれもまた
夢想と言わねばならないだろう。
強固な組織無しでは東京で議席を獲得するのは難しい。