日に二合の玄米
先日たまたま宮沢賢治のグスコーブドリの伝記のアニメ映画のそれが本になったものを読む機会があって、やっぱり大好きな話だな感じました。
私の宮沢賢治好きは幼いころに観た銀河鉄道の夜のアニメ映画で、あれはすごいいまでも鮮明に思い出せるものでした。
音楽もすごい印象的で、最近になって細野晴臣さんが創っていたということをみてまたびっくりしました。
グスコーブドリの伝記はやっぱり私の人生にはものすごく大きな影響を及ぼしていて、農学の道を歩んだりとか、いまの仕事内容も通じるところがあるんです。
グスコーブドリの伝記とは、自己犠牲の物語のようにもみえるのですが、漫画プラネテスでの表現のされ方を思うと、英雄譚であるととらえたほうが正しいのかもしれないと考えています。
プラネテスでは、妹ネリの愛がブドリをとらえたことなど一度もなかった、といった表現がされます。ブドリはネリを愛していただろうけど、ネリの愛はブドリを捉えていたなかったと…
だから結局、プラネテスに引用されていたサキノハカといふ黒い花、のように、前に進むことを肯定する他ないんですよね。いってしまへ、いってしまへと。それを制するのも、いってしまうひとしかいないのかもしれない。恐れずに前に進むしかないのです。
そう、今日のタイトルはアメニモマケズにかけているんですが、玄米を愛してやまない私としては一日に二合は軽々と食べられるのですが四合はさすがに…といったところです。
玄米は農家さんから白米といっしょに美味しいやつを買わせてもらって、野菜室で3日くらいおおげさに浸水させたものを炊くと本当に美味しいです。発芽玄米にするのは正直面倒くさいんで、長め浸水玄米をお勧めします。