第298回、術式オセロを紹介してみた
術式オセロとは、以前に紹介した事のある、コードオセロの事なのですが、以前は大まかなルールの説明だけで、具体的な技の紹介をしてなかったので今回は、代表的な技 (術式) の紹介をしてみたいと思います。
尚今回、術式オセロと改名したのは、呪術廻戦が好きで、どうにか反転術式の名を使用したいという思いからによる物で、普通にコードオセロの事だと思って頂ければと思います。
(そもそも、コードオセロを知らないと言われてしまいそうですが‥)
ざっくりとした基本ルール
プレイヤーは、盤上にある自分のオセロの駒に、様々な術式を仕掛ける事が出来、術式をかけた駒が裏返ると、その術が発動をします。
(えっと、これで伝わるでしょうか?)
用語解説
術式使用媒介
術式をオセロの駒に仕掛ける際に、必要となる物です。
オセロの駒より一回り小さい、薄い丸状の物で、これを自分の駒の上に重ね置く事で、その駒に、術式を仕掛ける事が出来ます。
この術式使用媒介には、かけた術式が一目でわかる様に、消や反等の漢字の一文字が書き込まれています。
術式の紹介
ここでは代表的な術式の使用例を、二つ紹介したいと思います。
※尚、説明の中では、術式の事をコードと書いてしまっています。
消失術式
この術式をかけた駒が裏返ると、駒が消失をします。
反転術式
次に反転術式の使用例を、紹介したいと思います。
今回、幾つかある術式の中から、代表的な消失術式と反転術式の紹介をしてみましたが、いかが思われたでしょうか?
この術式オセロ(コードオセロ)は、新たに専用のオセロを用意する必要はなく、既存のオセロに、術式キットを追加するだけで行う事が可能となっています。
「これ、ゲームとして成立するの?」「術式の使用回数は、どうするの?」と様々なつっこみもあるかと思いますが、正直自分も頭の中で想像しているだけなので、様々な問題点もあるかと思います。
しかし実験的に一人オセロをした限りでは、ゲームとして成立してましたし新たな戦略性も生まれて、結構面白かったと感じています。
術式オセロの最大の魅力は、様々な術式を後から追加できる事にあります。
ユーザーが自分でオリジナルの術式を考えて、追加する事が可能なのです。
ここまで話を聞いて「これ逆転オセロニアのパクリじゃない?」と思われる方もいるかもしれませんが、逆転オセロニアが発表されたのは、2016年で、術式オセロ(コードオセロ)は、自分が10年以上前に考案をした物であり、その考案を逆転オセロニアの発表以前に、ネットで公開もしていました。
自分は別に、自分が先に考案していた事を主張したい訳ではありません。
そもそも逆転オセロニアは、自分の目指しているコンセプト性とは、大きくかけ離れているのです。
術式オセロはあくまでも、ボードゲームとして盤上で子供が行う事の出来るシンプルな構造の物を目指しています。子供達が後から様々な術式を考えて自らオセロのルールを改変していける事をコンセプトにしているのです。
アプリでしか遊ぶ事の出来ない、子供達が自分で改変する事の出来ない複雑なルールで構成されている逆転オセロニアは、コードオセロとはコンセプトが、かけ離れているのです。
術式オセロ(コードオセロ)は、商品としては、既存のオセロの追加キットとして、100円で販売をする事が出来ますし、追加キッドを手作りする事もそれ程、難しい事ではありません。
なので術式オセロの商品展開をして利益を出したいというよりは、この追加ルールが社会に広く認知をされて、多くの人に遊ばれる様になるといいなと思っているのです。
自分に社会的な発信力がない事は自覚をしていますが、叶う物ならば、この記事を見た人の中から「手作りしてやってみたけど、こんな問題があった」とか「新たにこんな術式を考えてみた」等といった、自然発生的な広がりが生まれる事を願っているのです。
コードオセロの詳しい仕様については、下記の投稿をご覧ください。
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