粉ものは天下でっせ!
ガイドの勉強も日々楽しく、都道府県一つひとつの発見に、これは知ってる!これは知らんかった…とインプットだらけです。
前回のnoteから引き続き大阪です!三大粉もんといえば、たこやき・お好み焼き・イカ焼きなんです。
発祥は大阪でっせ!
お好み焼きは?と聞こえますが、残念ながら、東京から伝わる家庭の味でした。大阪の人に浸透が早かったといわれ今日まで家庭の味と共に、大阪の方々のソウルフードです。激戦区もたくさんあり、名店の味は工夫がされていて、自分の大好き店舗はあるのではないでしょうか。
そして、大阪名物たこ焼きといわれるだけあって、たこ焼きは大阪で誕生しています。しかし、たこやきの起源は兵庫県名産の「明石焼き」が原点です。初めは玉子やきと言われていてその後、ちょぼ焼きやラヂオ焼きが出始め、大阪にある「会津屋」というラヂオ焼き店で、たこ焼きが考案されました。
お客さんから「タコを入れてほしい」との声を取り入れたことで「たこ焼き」が生まれ、進化したものが今のたこ焼きとして名物へとなりました。
「明石焼き」は江戸時代が終わる頃から明治時代の初期に兵庫県明石地方で誕生しました。玉子焼とも呼ばれる明石焼きは卵、浮粉や沈粉とよばれる粉、小麦粉、タコ、だしを混ぜて丸く焼いたものです。
大正時代になると「ちょぼ焼き」が考案され、駄菓子屋や縁日で子どもたちのおやつとして人気を集めます。丸い窪みのある四角い型で焼き上げていて、一瞬お好み焼きにも似たように見えますが、実はこの頃お好み焼きはまだ誕生していませんでした。
ちょぼ焼きの少しあとに「ラヂオ焼き」が誕生します。
ラヂオ焼きはダシで溶いた小麦粉にスジ肉やこんにゃくを入れ丸く焼いたもので、今のたこ焼きにかなり近いものでした。
たこ焼きが誕生したのが昭和10年、当時ラヂオ焼きの店をしていた店主がお客さんの要望を取り入れたことで「たこ焼き」が生まれます。
そして、ソースが開発された昭和23年以降に今のたこ焼きのスタイルが出来上がります。昭和30年には大阪市内で5000軒以上のたこやき屋ができるほどブームとなり、大阪名物になっていったそうです。
たこ焼き器 又は、たこ焼きの型は一家に一台はありまっせ!
関西圏の家電製品店には必ず置いてあり、一人用からパーティー用のたこ焼き器まであります。
また、電気で物足りない方は、ガス火専用もあり、どのように焼いて自分好みにするのかも魅力ある食べ方ですよね。
レシピはこちらから参考に!
関西のソースと言えば、このマークがおなじみとも言えます。
たこ焼き情報でっせ!
海外の方も興味津々なたこ焼き、生では食せないけれど、小さく分からなければ食べれるのだそう。
まずは味わってみましょう。大阪名店が揃っているのであちこちに行かなくてもここの場所で味わえます。
たこ焼きミュージアムが誕生。ユニバーサルスタジオジャパンの近くにあるシティウォークはゴリラの看板を目印です。2018 年にリニューアルされて、現在、「TAKOPA」と改名してここでも会津屋、くくる、甲賀流、十八番、やまちゃん、玉屋の6店舗のたこ焼きがあります。
名店の味もおいしいけど、自分でたこ焼きを焼けるお店があります。
『たこ焼き大国』さんは、なんと食べ放題です。ネット予約や電話で受け付けもしてくれているので「大阪に来たから」「友だちとゆっくり食べたい」とたこ焼き愛を語り合いながら食べてや~
検索をかけると、大阪のおもしろいところがどんどん発見できますよ。
お腹空いてきたな~。ほな、いくで~!
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