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小説攻強皇國機甲3

ラグラ

初めて聞いた
この世界

僕の前に
突然現れた
ライオ




お父さんから
もらった
帽子

僕の
初めての
誕生日プレゼント
だった

単身赴任

久しぶりに
帰って来た
お父さんの顔は
生気が無かった

よく分からない
愚痴

死にたい

とか言い出す

良くない

そんな時
ライオが
現れた



「気が付いたら
此処にいたんだ」



「私なんか一度
死んでるって言うの」



「ええ⁈」

ライオ
「君もそうだよ
覚えてないだけ」

「 」

「僕達、これから
どうしたら良いの」

ライオ
「良い切り替えだね
挨拶の魔法を覚えて
もらうんだ」



「挨拶?」

顔を見合わせる



それだけで
良いの?


「僕は、嫌なことは
すぐ忘れるんだ」

「私はすぐにありがとうって
思っちゃうの」

ライオ
「だからお互いそれぞれの
アルゴリズムを生かして
生きている」

初めて聞く言葉
アルゴリズム

うさ
「次元解析、向上に
不可欠な要素よ」


「む」

「難しい」
ライオ
「これから覚えて
もらうよ。宜しく」

僕達は
見合わせる

簡単じゃ
無さそうだ

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