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18. 上級国民、社会人上級?

 ネットのニュースで読んだのですが、13日のXで、「ひろゆき」こと西村博之さんが「日本は、やった罪ではなく、やった人によって逮捕するかどうか決める国です。悪い事したい人は上級国民を目指して頑張ってください」と書いていらっしゃったそうですね。

 それでふと思い出したことがあります。

 「日本語検定」ってありますよね。
外国人のための日本語能力検定(JLPT)ではなくて、日本語を使うすべての人のための、日本語の総合的な能力を測る検定試験のことです。

 この秋にテレビでその試験の存在を知って、どんなものかとサイトを見ました。検定試験のウェブサイトには受験概要・申込のページに表があって、そこに「受験可能な級」という項目があります。
そこにですね、「※級の目安 :1級-社会人上級レベル、2級-大学卒業レベル~社会人中級レベル、3級-高校卒業レベル~社会人基礎レベル、4級-中学校卒業レベル、5級-小学校卒業レベル、6級-小学校4年生レベル、7級-小学校2年生レベル」って書いてあるんです。
https://www.nihongokentei.jp/exam/

 「社会人上級レベル」「社会人中級レベル」という表現に違和感を覚えました。社会人が何か差別的にランク分けされているように思えたからです。
「社会人基礎レベル」というのは、まあ新卒の社会人かな…と思い、「大学卒業レベル」とか、「高校卒業レベル」というのには、何も感じなかったんですけどね。

 いや、ただそれだけなんですけどね。
検定自体が日本語力を計るものだったので、「いいのかなあ、この表現…?」ってそのとき思ったんです。
何だかね、どうも気に入らない表現だったんです。
せめて「社会人としての日本語_中級レベル」くらいにならないかしら。
あ、長すぎるか。

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