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ワーホリ:バイト先から搾取された上で反省点を考える

こんにちは、豪ワーホリ中のおぞです。

今回は「メルボルンの日本レストランで働いたものの搾取されたため、5日勤務で辞めた」話について書こうと思います。そしてそれを踏まえて反省点を考えていきたいと思います。

この話の終着点としては、

①思い込み、勘違いNG
②無知に注意
③ちゃんと自己主張をすべき
④やっぱり語学力

となります。
まず簡単にこれまでの経緯を説明します。

先日、私は中国人オーナーのカフェで働き始めた、という投稿をしました。
しかしまだまだ収入が足りないため、引き続き仕事探しを続けていました。

そんな中、2週間後くらいに、日本式レストラン(通称ジャパレス)から連絡を受け、面接を受けることになりました。
募集を見ると、パートタイムのウェイターの募集で、営業日が週5日(火〜土曜)、営業時間が夕方4時間となっていたため、1日4時間×週5日=週20時間働けると思いました。

オーナーは日本人で、私はひと通り・軽く説明を受けた後、翌週火曜にトライアルを受けることになりました。
そして火曜に無給でトライアルを受けた後、「次は金曜と土曜に来て」と言われ、改めて契約などもなく、とりあえず採用?となりました。

その後2週間で5日ほど勤務しました。店の営業時間は夕方の約4時間ですが、暇な日も多く、2時間で勤務終えて帰宅する日もありました。
その後私からオーナーに対し給与について問い合わせ、給与についてやり取りをして、私から退職を申し出ました。

問題は太字の所です。


①思い込み・勘違いNG
まず、私は営業時間・営業日を見て、「その時間帯に働ける」と勝手に思い込んでいました。
しかし実際はシフト制。あくまで営業日であってイコール勤務時間ではありません。これは私が勝手に思い込んでいました。
なぜ思い込んでいたのか…正直わかりません。「募集要項の書き方が悪い!」と言いたいのが本音ですが…笑

面接ではひと通り、軽く説明されました。
内容は、
・給与は2週間ごとに払います。
・時給は最低賃金です。
・スーパーアニュエーションに加入します。
 ※確定拠出年金のようなもの

といった内容です。
私はこれだけを聞いて、「ふーん。よく聞くキャッシュジョブ(違法)ではないし、大丈夫そうだな」と思いました。

でも、この内容だけで本当に雇用について分かるでしょうか。

よく考えてみると、

そもそもパートタイムで間違いないのか。
シフトはどのように組まれるのか。
最低時給は、2023年12月現在の23.23ドルで間違いないのか。
給与の支払が2週間ごととは、具体的に何日締めの何日払いなのか。
給与は所得税15%引かれてからの銀行振込で間違いないのか。

確認すべきことはたくさんあります。

そしてその「確認すべきこと」は、オーストラリアの雇用についてきちんと自分が理解していなければなりません。
誰も教えてくれません。
なんとなく日本のバイト感覚で「こんなもんか〜」だと、「こいつ何も分かってないな」と甘く見られ、搾取されることになります。

②無知に注意
オーストラリアでは、パートタイムは1日最低3時間は働く=3時間分の時給が出る、ということを私は知りませんでした。言い換えると、2時間しか働かなくても、3時間分の給与が支払われるということです。そしてそのジャパレスは、2時間分しか払おうとしませんでした。

私はたまたま日本語のサイトでそのことについて知りました。そしてオーストラリアのサイトもよく調べ、その法律について記載されていたので確証し、オーナーに問い合わせたところ、「3時間分の時給欲しいんだったら支払う」とのことだったので、払ってもらうことになりました。
欲しいんなら払うって、なんなんだよって感じですが笑

③ちゃんと自己主張すべき
と言うことで皆さま…おかしいなと思ったら躊躇せず自己主張しましょう。

そもそも雇用される上でおかしい、なんてことは普通あり得ない話です。特に給与のルールなんて法律で決められてますから。
繰り返しになりますが、無知は搾取されます。きちんと調べましょう。日本語で書かれているワーホリまとめサイトのようなものはダメです。原典です。オーストラリア政府のサイトを確認しましょう。

④やっぱり語学力
オーストラリア政府のサイトを読み込むと言うのは、当たり前ですが英語で書かれています。

そして今回は、日本語が通じるオーナーだからこちらも割と簡単に自己主張できたけれども、もしオーナーがオーストラリア人だったら?
英語で、法律に基づいた主張を、私は果たして出来ていたのだろうか?

いやそもそも、いわゆるオーストラリアのローカルジョブだったらこんな搾取されることはなかったのでは(※ジャパレスが悪いとかそう言うことではありません)。

皆さま…私がオーストラリアに来て2ヶ月半経って思うのは、
正直日本語だけでも生きていけます。
ただ、弱者にならないためには、やはりその国の語学力はマストです。

とまあ、当たり前ではあるのですが笑

永住者はまだしも、ワーホリで来ました〜っていう外国人は、その国では弱い立場です。
旅行客は歓迎されるんですけどね笑
外国人が住む・働くっていうのは、本当に難しい…😂

だから、少しでも弱者から脱却したいのなら、出来る限り言語は理解できるようになりましょう😂
言語はあらゆる情報を得る手段、自分の意思を伝える手段です!

と、つくづく感じた最近の出来事でした。

ついでにこのバイトについて言うと、オーストラリアでのワーホリ生は、年収45,000ドルまでだったら所得税は15%なのですが、私はなぜか20%引かれそうになりました笑
さらに言うと、私はウェイターで応募したのに、なぜかずっとキッチン補助と皿洗いをさせられました笑

あとこれはよくわからないのですが…初日のトライアルが無給ってどうなのでしょうか…? 私はオンライン英会話をやっているのですが、ニュージーランドの先生は「それはアカンな」的な感じで言ってました。
無給トライアルの日、私はキッチンにいる一方、オーナーは接客してて、私に指導どころか私の働きぶりすら一切見てなかったので。仕事ぶりを見ないで「はいじゃあ、次は金曜にお願いね」って感じだったので。完全これはトライアルという制度を利用した上で無給で働かせたのだと思っています。いずれにせよこの点についてはもっと調べてみます。
まだまだ無知な私ですね…😅

上記を総合的に踏まえ、私はここのバイト先を辞める決心をしました。
正直、昼間のカフェだけでは収入まだまだ足りないし、次の仕事先が見つかるまではここのバイトを続けようか…という考えもあったのですが、やはりもうここのレストランと関わりたくないと思ったので、辞めることにしました。

また仕事探しです。いやもうなんでこんな仕事運がないのか😭笑
ルームメイトが良い職場で働いてるらしいので、それに比べてなんで自分は上手くいかないんだ…と落ち込みます笑

とりあえず、以上最近あった出来事&反省点について述べました。
今回の出来事は、「まあ大丈夫でしょう」という慢心や、無知によって起こりました。
これを良い経験だと思い、反省し、次に活かしたいと思います。
日々修業ですが、これからもぼちぼちやっていこうと思います。

最後に、上記文章で、万が一誤っている内容(法律について等)ございましたら、ご指摘頂けると幸いです。

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