N° 32 ボジョレーヌーボーについて。[YouTube本編内容]
ボジョレーヌーボーについて
理論的知識
・ブルゴーニュについて簡単に。
・ボジョレー地区にフォーカス
・Cru du Beaujolais について
・ボジョレーヌーボーについて。
・ガメイ種の特徴
・ボジョレー・ヌーボーの
飲み方とマリアージュ。
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☆①:Bourgogne について簡単に。
⑴:フランス2大産地の一つ。
⑵:Bourgogneは、南北縦に約300kmある
⑶:大きく6地区ある。
北から①:Chablis→②:Côte de nuits
→ ③:Côte de Beaune
→ ④:Côte Châlonnaise
→ ⑤:Mâconnais → ⑥:Beaujolais
⑷:それぞれの生産量。
②+③で、Côte d’or 16%
④+⑤で、ソーヌ・エ・ロワール県 33%
① は、Chablis 5%
Beaujolais は、46% の生産量
⑸:Bourgogneは、大陸性気候で比較的冷涼
醸造は、単一品種で行う。
⑹:Bourgogne地区で認められている ぶどう品種
白:シャルドネ、アリゴテ、ピノ・ブラン、サシー
黒:ピノ・ノワール、ガメイ、セザール、トルッソ
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☆②:ボジョレー(Beaujolais)地区にフォーカス
⑴:大きく3段階に等級が分けられる。
①:Cru du Beaujolais
②:Beaujolais Villages
③:Beaujolais Supérieur (同じ畑で少し度数のしっかりしている)
④:Beaujolais
⑵:A.O.Cで認められているタイプ
①:Cru du Beaujolais:赤ワインのみ
②:Supérieur :赤ワインのみ
③:Villages :白・ロゼ・赤
Beaujolais :白・ロゼ・赤
※ 生産量としては、赤が95%を占める。
⑶:Beaujolais 地区での品種
赤ワイン:Gamay
ロゼワイン:Gamay
白ワイン:Chardonnay
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☆③:Cru du Beaujolais について
⑴:10つの村が独立した格上のA.O.C
⑵:ガメイなのに、ミディアム〜フルボディ
⑶:10コの村があり北から
・St-Amour
・Juliénas
・Chénas (最小)
・Moulin-à-Vent (比較的有名で美味しい)
・Fleurie
・Chiroubles
・Morgon (比較的有名で美味しい)
・Régnié
・Brouilly (最大)
・Côte de Brouilly
⑷:Cru du Beaujolais は、ラベルにも書けるが
書いても書かなくてもok!
⑸:ガメイなのに10年近く保ち
しっかりとした赤ワインになるものもある。
⑺:特徴としては、カシス、ブラックチェリー
プラムなどの黒系果実。
トリュフや土っぽさ、カカオ感も感じられる。
⑹:今なら、まだ!
2000円前後〜からあるのでぜひ!
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☆④:Beaujolais Nouveau について
⑴:ボジョレー地区でその年に収穫した
ブドウから造られる新酒のこと。
⑵:フランスワインの中で最も熟成期間が短い。
⑶:毎年11月の第3木曜日に解禁される。
⑷:ガメイ種を単独使用する。
⑸:短期間で醸造し完成させるので、
MC法(マセラシオン・カルボニック)という
急速発酵技術を用いる。
⑹:目的としては、その年の出来栄えを
チェックするための試飲用として。と
地元の葡萄農家がその年の実りを
祝うために造られていた。
⑺:"ヌーボー" を名乗って市場に出せるのは
"Beaujolais" と "Beaujolais Villages"のみ。
ちなみに!同じ条件の
早飲み白もNouveau を名乗れる。
⑻:ブルゴーニュの生産量の約半分を
ボジョレーが占め、その半分以上を
Nouveau が占める。
そして、その最大の輸出先が日本。
⑼:早飲みタイプと長熟タイプがあるが
Beaujolais Nouveauは、前者。
⑽:味わいは、渋みが少なく飲みやすい。
赤ワインが苦手な方も飲みやすい。
赤が苦手な方は渋みが苦手な方が多いが、
ほぼないので、飲みやすい。
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☆⑤:Gamay (ガメイ)の特徴
⑴:赤ワイン用ぶどう品種で、黒ぶどう
果皮は黒で果汁は透明〜白。
ガメイには、果汁に色の付いたものもある。
⑵:フランス ブルゴーニュ地方、
ボジョレー地区が有名。
⑶:豊産で、ワイン用ぶどうとしては、大粒
繁殖力と病害虫に強い。
⑷:最近では、フランス ロワールや
南西地方でも増えている。
⑸:アメリカでも「Napa Gamay」てして
栽培されている。
⑹:色調は明るく、紫がかった深い色調
外側にいくにつれ、淡くなる。
⑺:タンニンは、乏しいが軽くフレッシュで
酸味とあの口に甘さを残す。
⑻:香りは、いちごジャム、イチゴ飴、
バナナに似た甘いアロマをもつ。
さわやかな酸味と軽快なフルーティさが特徴。
スミレなどのチャーミングな香りも。
⑼:フランスで生産されるガメイの約75%が
Beaujolais地区。
その約15%がCru du Beaujolais
25% が、Beaujolais Villages
60% が、Beaujolais、
Beaujolais Supérieur。
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☆⑥:ボジョレー・ヌーボーの
飲み方とマリアージュ。
・温度:ちょっと常温より低め
少し冷たいくらいがフレッシュで
より、"ボジョレーヌーヴォー感"が
楽しめると思います!
・マリアージュ:
①:きのこ類の前菜と合う。
②:肉料理で行くと、白い家禽類。
鶏肉や兎(Lapin)、仔牛など。
③:チーズ:
フレッシュ系のチーズ
:フロマージュブラン
:ブリ系 ( Brie 系)
:ブリア・サヴァラン(Brillat Savarin)
シェーヴル系
:熟成期間が比較的短く
フレッシュなもの。
ウォッシュ系
:スーマントラン (Soumaintrain)
:モンドール (Mont d'or)
④:フルーツ:赤い果実、ベリー系、バナナ
⑤:デザート系
:フォンダンショコラ
:レアチーズケーキ
:ベリー系のソルベ
:シナモンを効かせた
Pomme au four(焼きリンゴ)
⑥: その他
:飲みかけのボジョレーに
シナモンを一振りして味編する。
:ヴァン・ショー、ホットワインに!
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↑さらに詳しく映像で
気になる方は、YouTubeにて!
[再生リスト]
:本編 Long Ver. 「ボジョレーヌーボーについて」
:セルフ切り抜き short ver.
理論的知識 セルフ切り抜き より。
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