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N° 38 "伊藤のヨタばなし"ser. 「飲食に関する脳と五感 "視覚" 第一階層」
☆飲食の際の情報量
飲食の際に"視覚" から入る情報量は
約80〜87% 。
五感の中では、圧倒的に多い数値。
☆視覚について
・食事における"視覚"に関わるものとしては、
沢山ある。
・料理自体、食器類、明暗、
光の色や角度、空間面積、装飾
照明の色彩・色調・色相 などなど
・空間や心理の合わさったイメージから
見えてくるもの視認するものが、変化する。
☆"視覚"へのアプローチとして。
・それぞれのお客様へのサーヴィスとして
直接関わるものとして、大きく2つある。
"盛り付け" と "演出"
・その他でいうと
空間や視認型雰囲気、
其々のコンセプトや世界観など。
・高低地点や立地による視野の違い。
地下に行くのか?地上なのか?
高層階なのか?により、見える景色や
視野の範囲、その他の情報量も変わってくる。
☆視覚の"第一階層"として。
・それぞれのお客様へのサーヴィスとして
直接関わるものとして、大きく2つある。
"盛り付け" と "演出"にフォーカス。
"盛り付け":3段階に分かれる。
⑴:テーブルやお皿の上の物理的なアプローチ
立体感、高低や奥行、
色彩、料理と食器の相性など
⑵:テーブルやお皿の上の思考的なアプローチ
テーマ、風景、メッセージ、
イメージ、再構築、風情など
⑶:パーソナライズ化されたアプローチ
食べ手の… 出生地、思い出、思考、嗜好
現在と過去の環境、状況、
体調、産地、想い など
"演出":3種類の型と内容、効果。
⑴:参加型・観覧型・放置進行型
⑵:動作、変化、構築、ライブ感、特別感など
⑶:それらが起因して
好奇心、優越感、特別感、幸福感
満足度の上昇と歓喜 などの、
ポジティブな効果の期待が高まる。
こう言ったポイントにフォーカスして
視覚からのアプローチを考えてみるのも
面白いですよね。
☆ネガティヴ因子の排除
・目に見える部分の汚れや故障はNG
・オープンキッチンなどの場合は
汚れや器具の裏側などはもちろん、
使っている調味料などが前面に押し出てても
雰囲気が変わってしまうかなと。
・食器類やインテリアの整備やキズ、損失
・電気や明かりなどの、整備
☆結論とポイント
①:食事に関して80%以上を占める
圧倒的な情報量。
②:広範囲にわたる
アプローチの可能性。
③:盛り付け と 演出 を
改めて細分化して見直す。
事が最初の段階としては重要なのかなと。
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