AO入試の方が優秀って本当?
よく、AO入試と一般入試で入った学生どちらの方が優秀なのかと聞かれます。正直、教授などと話していてもこの話題になるんです。(指定校や内部生いてごめんなさい、、あとで話の中で出すので許してください)
では、同級生や教授、先輩後輩ともこの話題について何度も話した私たちが考える本音をお伝えします。
AOの方が優秀、、、に見える
誤解を生むような表現をしてしまってごめんなさい。でもこれには理由があります。
なぜ優秀に見えるのか
まず、早稲田建築学科の講評制度があるため、二年生から始まる設計製図で「講評によく載る人が優秀に見えてしまう」という背景があります。なにを持って優秀と定義するのかにもよりますが、デザイン系の講評ではAOで入ってきた生徒が載りやすい傾向があるでしょう。でも、一般入試だから載らないとか、内部推薦だからのらないとかはありません。
でも講評の時にみて取れる優秀さというものを、
①プレゼン力②アイデア力③コミュニケーション力
の三つで定義するのであれば、AO生は優秀でしょう。よって、AO生は講評がある授業が少しだけ秀でている可能性があるといえるかもしれません。
本当に優秀なのは?
「建築学科で一番優秀な人は?」と質問すると、上位講評者のみならず、GPAが学年で一位、数学や化学など教養科目で一位、要領よく成績を獲得している人、部活をやっているのに落単してない人、、
など回答があります。様々な優秀さがあることがみて取れるでしょう。
これは、建築学科のいいところでもあると思っていて、みんなほぼ同じ授業をとっているため、誰がどの科目で優れているのかがある程度見え始め、さらに様々な土俵があることで優秀さが定義できないものになっています。いろんな人が一位になれる、上位成績者になれるということだと思います。
入試方式で秀でるポイント
一概には言えませんし、これを言うのは偏見になってしまいますが、何度もAO生は優秀ですか?と聞かれるので言わせてもらいます。(帰国生は人数がほぼ0に近いので省きます。ごめんなさい!)
それぞれの秀でるポイントは、
一般生:数学・物理・化学などの教養科目のテストや、テック系の研究
AO生:手先が器用な人が多いのでデザイン系やアイデア系の科目
内部生:何事も要領よく、先輩後輩と仲良くなり、ザ・大学生の生活を送る
指定校:こつこつ積み重ねが上手でGPAが本当に高い
というイメージです。
結局、、
優秀さをどう定義するかによる。
この一言に尽きます。