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すべては宇宙現象~宇宙現象は対発生

  中国の古典「易経」は宇宙の変化を象るために、すべてのものが陰と陽で成り立っていると考えました。そして、陰陽は互いに相反しながらも、交ざり合おうとして大きな循環をおこし、あらたな進化をするとしています。 

  陰陽の考え方のまず大事なポイントは、陰と陽は別々のものではないということです。はじめにおいた太極は大きくは宇宙ですが、一つの物、事象とも考えられます。一つのものに、陰の面と陽の面があるという考え方なのです。
  古事記では、天と地ができると、高天原に3柱の神が成ります。アメノミナカヌシ、タカムスビ、カミミスビです。この3柱の神を「造化三神(ゾウカサンシン)」と言います。「造化三神」は後で誕生する「別天津神(コトアマツカミ)」にあとを譲ると立ち退いてしまいます。

 「別天津神」とは、ウマシアシカビヒコヂ、アメノトコタチ、クニノトコタチ、トヨクモノです。その次になったのが「神世七代(カミヨナナヨ)」です。ウヒヂニ・スヒヂニ、ツノグヒ・イクグヒ、オホトノジ・オホトノベ、オモダル・アヤカシコネ、イザナギ・イザナビです。

宇宙は対発生。大きくなりながら遠ざかって行く

 太極から天と地が「対発生」し、そこから「造化三神」、「別天津神」「神世七代」と「対発生」しながら万物が創成されるのです。

 商いも宇宙法則の支配を受けます。すべては流転しながら「対発生」するのです。

 10万円売れる商品が1つできると、同時に5万円売れる商品が2つできます。さらに、3.3万円売れる商品が3つできます。さらにさらに、2.5万円売れる商品が4つできるのです。さらにさらにさらに、2万円売れる商品が5つできます。

 10万円売るとは、❶一般食品なら@500円の商品を200点、❷菓子なら@400円の商品を250点、❸和日配なら@200円の商品を500点、❹洋日配なら@300円の商品を330点、❺パンなら@200円の商品を500点売ることです。

突然グデン返しがおこし、小さくなりながら近づいていく


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