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取り戻せた笑顔

ひさびさに、言葉で書き留めておきたい出来事と気付きがあってnoteをひらいた。
過去の自分の記事を見ていると…「5ヶ月前」?!驚いた。そんなに経っていたなんて。
忘れていた出来事や感情もあって、書くことの大切さを思い知らされた。

実は私、今年、社会人一年目。
この春から教師をしている。

右も左も分からない中で毎日ジェットコースターのようなメンタルで、
ときに笑いときには涙しながら、
でも職場環境には恵まれながら、
必死で過ごした1学期。

夏休み期間の準備を経て、ちょっぴり余裕をもててるかも、自分!と思ったのも束の間、先週学校が再開して3日目に、私の心は壊れそうになった。

別に何か大きな出来事があったわけではない。
でも…
寝ても覚めても授業や子どものことでの心配が尽きない緊張感。
周りの先生は早く帰っているのに、私だけがいつまでも終わらない(と思っているだけで、周りの先生は踏ん切りをつけるのが上手いのかもしれない)仕事。
どうしても、全てのことが他の先生のように上手くできない焦りと悔しさ。

そういうものが押し寄せてぐちゃぐちゃになって、ひさびさの身体の疲れも相まって、
気持ちが沈んでしまったんだろうなと思う。

その日、というかその夜と次の日の朝は、自分でもびっくりするくらい、笑えなかった。
鏡の前で笑おうとしても、うまく笑えなくて
意味もなく涙がたくさんこぼれた。
目が腫れるくらい、泣くことしか出来なかった。
どうしよう、と思っていたけど不思議なもので、子どもたちの前では、いつもの笑顔に戻ることができた。
でも心のどこかでは、「しんどい!!!」って叫び続けてる自分がいて。

そんな1週間を過ごして、迎えた土曜日。

半分忘れてしまっていたのだが、最近一人暮らしを始めた友人の家に泊まる予定があったことを、もう一人の友人からのLINEで思い出した。
正直、行くか少し迷う自分がいた。
でも、大好きな友人。気分を変えるためにも、行くことに決めてみた。

夜集合して、家に着く前に、3人でスーパーに買い出しに行った。楽しく喋りながら…のはずなのに、うまく笑えない自分がいた。
笑いはするけど、心は泣いている感じ。
どうしても、マイナスな気持ちが消えてくれない。そんな素振りは見せないように、明るく振る舞うことはできるけれど。

家にお邪魔して、みんなで焼きそばを作った。
美味しくできた。
ひとつの、決して大きいとはいえないテーブルを囲んで、3人で食べた。
2人が大好きな「水曜どうでしょう」を観ながら。
こんな自由な旅番組があったのか、と力が少し抜けて、心がちょっぴりゆるんだ感じがした。

パジャマに着替えてジーンズを畳もうとすると、ジーンズのおしりのポケットから大量の砂が音を立てて畳に落ちた。

シャラララッ。

結構な量だった。聞き慣れない音と突拍子もない出来事に、笑いが込み上げてきた。
2人を見ると、「小学生かよ!!」とツッコミながら、床に転がってお腹を抱えていた。
あぁ、私は良い友達をもったな…と思った。

その子の家には、彼女の母が書いた「旅の思ひ出」ノートが置いてあった。
泊まりに来た友人たちが、感想やメッセージを書き残していくためのノートだ。
そこには、娘のことを「当館支配人」と呼ぶユーモアたっぷりのお茶目なお母様と
もう一人のお泊まり常連の友人との、シュールで愛のあるやりとりが綴られていた。

あまりにもあたたかい時間を過ごして
やさしさに包まれて。

川の字で寝ころびながら2人と話す私は、
いつのまにか心からの、笑顔を取り戻していた。


家に帰って、手を洗おうと鏡を見て驚いた。
「自分、めちゃめちゃ穏やかでにこやかな顔してる…」
と思った。
心によって、人の顔つきってこんなに変わるのかと驚いた。

自分で自分を、追い詰めすぎちゃいけないな
と思った。

長くなってしまったけれど、
笑顔を思い出させてくれた2人への感謝の気持ちと
明日からは疲れたら、「こんなにヘトヘトになるくらい頑張った自分、偉すぎーー!!!」と自分を甘やかして褒めてあげよう、という気持ちを忘れたくなくて
夜な夜な書いてみました。

うまくまとまらない長い長い文章、
読んでいただきありがとうございます。

メンタルダウンしない心の持ち方、模索中です。
良い方法があればぜひ、ご教授ください。

よし、明日からも、がんばるぞーーー!!!

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