考え事がとまらない
今日、水曜日は一斉退校日。
みんないつもより早く帰る日。
いつも20時台に学校を出て22時前に帰宅する私も、今日は19時30分ごろ学校を出た。
今年からこの学校に来られた先生と、校門まで一緒に歩いた。もうベテランの、おしゃべり大好きでいつも話が長いといじられている、でも本当にみんなに愛されていて、いるだけで職員室の空気が明るくなるような方。
歳を重ねても自分の「好き」を大事にされていることが伝わるようなお洒落さと、とってもチャーミングな話し方と、どっしり構える安心感を、ぜんぶ持ち合わせている方。
でも今日はいつもの、マシンガントークで周りを笑わせる雰囲気とはちがった。
よく泣く私(この話もまたどこかで。)を心配して声をかけてくださって、そこから、ちょっと深い、生き方・考え方みたいな話になった。
たまに笑いながら、でも真剣な顔で、いろんなことを話して聴いてくださった。
「私ね、こんな感じだけど、もともとの自分はすっごい静かなの。ぼーーっと考え事するのも好きだったりするの。」
「年齢を重ねるとね、自分がここで働き続ける意味というか、そういうことを考えちゃうの。だから私と喋ることでちょっとでも、なんかいいなーって思える存在でありたいな、とかね、色々考えちゃうの。」
まっすぐ前を見ながら話される姿とその言葉に、私もぐるぐるといろんなことを考えた。
・
「お疲れさまです。」と別れてから、私の思考はもっと止まらなくなった。
頭の中がぐるぐるぐるぐるしながら、いつもよりゆっくり自転車を漕いだ。
意味のない涙も、一粒だけ溢れた。
泣いてしまったとき、たまに
圧のない率直な疑問として、「それはなんの涙?」と聞かれる。
厄介なことに、私がいちばん分からないこともよくある。
ここから先は、自転車に乗りながら考えたことを、取り留めもなく綴ったものです。
なんだか、ホカホカしながら。
音で掻き消されないようにイヤホンを着けないで、電車に揺られながら。
忘れないように。
*
◯◯さん(さっきの方)はどんなことを考えて、毎日過ごしてはるんかな。
きっといっぱい、いろんなことを考えてはるんやろうな。
普段、無理されてないかな?ゆっくりお話聴いてみたいけど、私は絶対にそんな立場じゃないなあ。そう思うと、最年少の私にできることってまだまだ限られてたりするんかな。いや、そんなこともないのか。
年齢を重ねると、悩みを話せる人っているんかな。
満月きれいやなあ。
カメラよりも目で見るのがいちばんきれいってよく言うけど、いいカメラやったら目で見るより、繊細に綺麗に映ってしまったり、するんよな。
家に帰ったら望遠のカメラ引っ張り出して、ひさびさに月、撮ってみようかな。
人ってたぶんそれぞれ、人に簡単には言わないような、悩みやったり秘密やったりがあるんやろうな。
でもそれって、どこかで誰かに「聴いてほしい!!!」っていう気持ちもあるのかも、しれない。
だからみんな、noteを書くんかな。
最近ちゃんと書き始めたばっかりやけど、「スキ」を押してくれる人が何人もいて、嬉しい。
自分の言葉を吐き出して、それを名前も顔も知らない「ダレカ」に受け止めてもらえたことが、めちゃくちゃ嬉しくなる。
救われたような、気持ちにもなる。
同じように感じる人、いるんかな。
それにしても、noteを書く人が世界にこんなにいたとは!!!
こんなに日常の中でいろんなことを考えている人がいることにびっくり。
自分も、そのうちの一人なのだけど。
noteを続けているひと、みんな良い人な気がする。深く考えられる人ってすごい。素敵。
おもしろい。
*
頭に浮かんだこと、思い出しながら書いてみた。
読み返すと、脈絡も何にもなく、どんどん話が変わっていっている。
読みにくい、のかもしれないけれど
申し訳ない、とは思わない。
今日は、自分のために書いたから。
と書きながら、また思考がうごく。
書くのは誰のため?
読んでくれる人のため……?
きっと私は、自分のために書いてるんだと思う。自分の頭の中を、すっきりさせるために。
だからこれからも、「どう捉えられるか」を気にしすぎずに、言葉を綴っていけたらいいなと思う。
もちろん、受け取ってくれる「ダレカ」がいる
ということは忘れずに。
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