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木曜日にはココアを/青山美智子 ⚠️ネタバレあり

1つのお話は短いですが、1つ1つがちょっとずつ繋がって、ちょっとした言葉が心に響いた話でした。

人を思いやって言った本人にとっては大したことがない言葉が巡り巡って、気付かされることになって、なんて優しい世界なんだろう!心が穏やかになって、優しい気持ちになれる話。

下記登場人物が多いので、ちょっとしたメモです。

ワタル
「好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います。」
マーブルカフェの店員。
マスター
マーブルカフェのオーナー。実家が京都で、小さな画廊を持っている。額の真ん中に黒子がある。
マコ
「自分から何かをつかみに行こうとする熱意に触れたかったの」
英会話の講師。
高校生の時に1年間だけシドニーに留学していた。
輝也
拓海の父親。幼稚園のママ達に人気。家事が得意。
絵を描いて生活している。
拓海
「あのね、菜の花畑みたいなの。すっごくきれいでおいしそう!」
マッシュルームカットの男の子。輝也と朝美の子供。
朝美
拓海の母親。
広告代理店で働いているキャリアウーマン。家事が苦手。
泰子
「想像するだけで楽しいその人と、うまくいくといいわね」
幼稚園の先生。15年勤めているベテラン。思ったことをハッキリ言う。
理沙
派遣の事務の仕事をしている。泰子の高校の時からの友達。新婚旅行はシドニーに行く。
美佐子
結婚する前は土木事務所の経理をしていた。尋子の母親。進一郎とは結婚50年目。若い時はモテたらしい。
メアリー
「今の私たちを、生きるんだ。」
子供の頃から体が弱く、遠くへ行くことが出来ない。マコの留学時のホームステイ先の子。
ひろゆき
理沙の旦那さん。バツイチ。優しい。
進一郎
「ロマンスグレーのいい男になりますから」
尋子の父親。美佐子の夫。

「私はたしかに、シドニーに呼ばれたのだ。」
緑が好きで、ボタニックガーデンで緑の色しか使わない絵を描いている。
ラルフ
「その魔法、解かないでいいよ。ずっとね」
ボタニックガーデンのそばにあるサンドイッチ屋の店主。陽気。恋には奥手。家事が得意。
シンディ
「オレンジを目印にするわ」
以前ラルフの住んでいたアパートの隣に住んでいた。イギリスでグレイスのいるアロマスクールで勉強をし直す。マコの留学時のクラスメイト。
グレイス
大学で植物学を研究していた。イギリスでアロマスクールの講師をしている。
アツコ
翻訳家。グレイスの友人。
マーク
インテリアデザイナー。アツコの旦那さん。マスターとは仕事仲間。趣味で絵を描いている。
えな
拓海の通っている幼稚園の先生。マコとは従姉妹。
萌香
「えな先生、また明日もおてて見せてね」
拓海の通っている幼稚園の園児。爪噛みの癖があった。
尋子
進一郎と美佐子の娘。ランジェリーショップを経営している。あだ名はぴー。36歳。アツコとは幼馴染。
陽介
美佐子の元恋人。リーダーシップがある。


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