人が作り出したのなら人を幸せにしてみろ!
突然ですがここで質問です。
「人類にとって最も影響力のある発明」とは何だと思いますか?
火?音楽?建造物?言語?数学?衣類?etc…人の数だけ実に様々な解答が出てきそうですね。
私ならこう答えます。
「発明」と言う概念です。
人間が何かを創りたいって思った事から全てが始まったのだと思うのです。
発明するという概念も発明の中に入るのではないかと私は思うのですが、それは答えとしてどうなの?と疑問に思った方や、間違えているよと思った方がいらっしゃれば、お手数ですが後ほどご教示願います。
私たちホモサピエンスのご先祖様達の世代からきっと「幸せにできるものは無いだろうか」と考えていたのか、それとも「偶然」で生まれちゃった物なんて挙げ出せばキリが有りません(有名なのがアレクサンダーフレミングが実験の合間にオリンピック鑑賞をしている偶然、青黴からペニシリンが出来たという話。そう考えると発明とは必然か偶然かといえば後者の方が説的には濃くなりますが、すみません本題に戻します)
人が豊かな生活を作っていきたい、始まりは暗い時間帯があるから暮らしに役立てないかと木を擦っていると偶然煙や暖かい光の様な物が木の上でその者たちの周りでメラメラと燃え盛っていく…これにはルーツがあります。
火山の噴火や、マグマが流れていき植物が燃え盛る…これを利用できないものかと私達の祖先は考えたそうです(正式には北京原人)。そこから人類は初めて火を発明しました。それは今から約50万年前という説があります。
発明したいという思いが人間の社会を独自に築いていった事は明白ですが、その後の火というと…料理に使われる以外でだと使用が火花を撒き散らす火薬へと展開されたりしました。
祝い事で打ち上げられる花火に使われるのなら良いけれども、火薬のイメージとしては現在あまり良いイメージが湧けません。
ドンパチする様に火を利用する…。
そりゃマンモスを罠で捕まえた後は火で燃やして食べてきた私たちの祖先だが、後にこんな事態に展開するとは予想出来たのだろうか?
空から火が降ってくる…海も火で埋め尽くされる、街も人も金も…みんな燃えていく。
何も残りません。最終的に火への憎悪感が残るかもしれませんが、火は悪くありません。それを取り扱った私たち人類の責任であり、自業自得と言うに相応しい愚かな行為を今日もどこかの地域で起こっています。
戦わなければ生き残れませんが、何もこんな形で発明品として火が生まれた訳ではないと思うのです。
「扱い/使い方」
よく火の扱いには気を付けましょうと言う説明文が火機製品や花火などを買ったらよく読む事になるが、私たち人類は今一度発明された物の扱い方にも目を配らねばならない事もあるのも確かだと存じます。
人が発明した物ならば、人を不幸にするような道ではなく幸せにできる道に舗装できれば昨今心配されているWW3が起こる事は防げる筈なのです。