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ノーコントロール親子の子育て

こんにちは🌹🌹🌹
ミミのいる所へようこそ。

文章の練習中ですがどうぞお付き合い下さい。
今日は私の子育てのお話です。

見出しの絵は長男。見ての通り海の上にいます。
ギターが大好き。

私は結婚した頃は流行りたてのフラワーアレンジメントの資格を取得してお花屋さんでブライダルのアレンジメントや小さなお教室をしていました。長男が産まれ1歳で保育園に連れて行き仕事に復帰しました。しばらくすると長男が食事も水も自分でとろうとしなくなりました。可愛らしいみずみずしい瞳 ぷるぷるの唇に輝きがなくなってしまいました。

そんな時私に突然オバケが取り憑いた騒動がありました 笑。(後日詳しくかいてみようかな?)その事で車の運転をするとパニック症状が出るので配達の仕事が出来なくなりました。仕事に対する執着を捨てるのはかなり勇気が必要でしたが長男が心配なことから思い切って辞めて子育てに専念することにしました。

子育てに専念というと聞こえが良いですが。。。私達の住まいは小さいお家でしたが5分歩くと小さな海岸がありました。そこには貝殻やビーチグラス藍色の陶器のかけらが沢山落ちていました。海に行けばお友達がいて砂遊びや貝殻を拾ったりヤドカリやカニを捕まえて遊びました。子供達は真冬以外最終的にはびちょぬれになって生まれたままの姿で泳いでしまいます。そんな環境で私も一緒になって朝から晩まで遊びました。夕日が海に沈む頃お友達が「ウチでご飯食べない?」とか海岸で炭をたいてみんなで冷蔵庫の中にあるものを持ち寄り、焼いて食べました。そんな生活から長男の瞳と唇の輝きはみるみる快復しました。

彼が幼稚園の年中さんの時1つ年上で卒園していくお友達が他県へ引っ越すことになりました。私たちはそのご家族のお家に引っ越すことにしました。そこは隣の海岸で海まで数歩で飛び込める大人も子供もワクワクするお家でした。

当時の生活

とてもシンプルな作りの木のお家で2階は大きなワンルーム。前面は大きな大きな窓で開け放すと舞台の様になります。そこには見たことのない大きな障子戸がついていて夜はその障子を閉めますが破れた穴から揺れる海面が見えて船に乗っている様でした。

こんな場所では遊ぶことしか考えられません。その時よちよち歩きの次男がいて私達は目覚めると迷わず水着に着替えるという毎日でした。主人は引越して間も無く4年間単身赴任になり週末だけ帰ってくるようになりました。そうなると益々遊んで寝るだけの私達。私の母や親戚が遊びにきて私が子供たちと家の前の桟橋から這い上がってくる姿をみて主人に「変わった娘で申し訳ない」と言っていました。

当時の長男
次男

私たちはご飯を食べるときでも掃除をしてるときでも海しか見えません。春先から12月位までの景色の中にピンク色の水泳帽をかぶったドイツ人のお婆さんが30分くらい犬カキの様な平泳の様な泳ぎ方で泳いでいました。そのお婆さんは毎朝ウチの前を散歩しているのですが たまたま目が合ったので挨拶がわりに

今日も泳ぎますか?

と言いました。すると彼女は

あなたも泳ぎましょう。

と言いました。それから毎朝彼女は「ミミさーん」と家の前で2階に向かって私を呼ぶ様になりました。そしていつの間にか私も泳ぐ事が日課になりました。毎日毎日沢山おしゃべりしながらおよぎました。彼女の4人の子育ての話や東京に行くとき満員電車の中で私だけ朝綺麗な海で泳いできたと優越感に浸ってる話とか。そのお婆さんは人工関節が股関節に入っていて「しんたいしょーですから美術館が無料になる」と言って雨の日は美術館へ行きました。

次男も小学生になり「行ってきまーす」と学校に行く時に「私は泳いでくるね。」と言うと次男は「気おつけていってらっしゃーい」と言いました。

毎日毎日飛び込みをし潜ってウニをとり魚釣りをしました。サーフィンにパドルボード カヤック。。。勉強する暇がありませんでした。そんな長男はパパになって今日も海の上。
コレが私の子育てのお話。

次男は冒険をするのですがそれはまた後日。

最後まで読んで頂きありがとうございます🌹
また覗きにきてくださいね。


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