後見業務確認作業
令和6年3月23日(土) 業務日誌
昨日一昨日は、業務が遅くなったので日誌を書けませんでした。
それで、いつも週末は書かないのですが、本日書かせていただきました。
一昨日は、夕方からの後見業務確認作業を行い
昨日は、弁護士・社会福祉士事例検討会が夕方より行われました。
この事例検討会は、初めての参加だったのですが、提供された事例について弁護士の先生方の法律的視点からの考察に、福祉的視点しか持ち合わせていない私としては
「なるほどね」
と、大変勉強になりました。
来年度からは、この事例検討会の社会福祉士会運営スタッフにもなりましたので、サボらずに 関わっていきたいと思っております。
そして、本日は タイトルにもある後見業務確認作業2名分を行いました。
この後見業務確認作業は、社会福祉士会ぱあとなあ所属で、被後見人を受任しているメンバーを対象に、年に1回ぱあとなあの運営委員が2名で
適切に後見業務を実施できているか確認を行うものです。
この確認作業を実施するようになった経緯としては、悲しいかな 以前
社会福祉士ぱあとなあメンバーの中で、被後見人さんの財産を横領した事件が発覚し、その再発防止のために行われるようになった業務になります。
確認作業の内容は、年に1回家庭裁判所に報告しなければならない
定期報告書を元に、家庭裁判所に提出した日の確認、財産目録に記載した金額と通帳残高の照合、そして通帳に記載されている支出した金額と、それを明示する領収証等を照合し、適正に財産管理を行っているかを確認をします。
この、確認作業を拒否したり、適正に業務ができていないと判断されれば、改善命令及び新規受任をすることができないルールが発動されます。
もちろん、横領とかが発覚すれば刑事事件として告発することになります。
本日確認作業を実施させていただいた2名の方もそうですが
社会福祉士ぱあとなあの後見業務は、ほぼほぼ一人で行っていますので
各メンバー独自性を持ちながら、工夫をしながら後見業務に取り組まれております。
こうした確認作業に携わらせていただいているので
「なるほど こうすればわかりやすい」
「このやり方はいいな」
と、こちらが学ぶことも多いし
今回は、メンバー宅で実施させていただいたので、確認作業だけでなく
被後見人さんの困難事例の相談や近況報告など、メンバーの活動状況も把握できたし、メンバーとの距離も少し縮まったかな?と思いました。
ありがとうございました。