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48才 歳の数だけプチ事始め #48 「島のてぃわざ展」を観に行く
人口約5万人にやっと届くほどの島ではあるが、石垣島では毎月のように何かしらのイベントが開催されて賑わっている、らしい。マラソン、トライアスロンなどのスポーツイベントから、地域の祭りや八重山上布などの伝統工芸の展示会まで幅広く、地元民や観光客も楽しんでいる様子がローカル紙で日々伝えられている。
イベントには興味がないわけではないのだが、市街地から離れた場所に住んでいるアクセスの悪さや日々の庭仕事などで、なかなか重い腰が上がらない。そんな中、知り合いの陶芸家さんから、島の女性クリエイターの集まりで展示会を開くとお聞きし、石垣島での展示会系のイベントに初めて行ってみた。
会場は市民会館展示ホール。市民会館に入るのも初めてだ。レトロな雰囲気のレンガ調のホールに入ると、可愛いものがぎっしり詰まったおもちゃ箱の中に入り込んだようで、女性客を中心に賑わっている。
いただいたチラシによると、陶芸をはじめ、藍染、島の植物を使った民具、織物、紅型など、12の工房が出展し、展示販売やワークショップも開催されていた。沖縄や石垣島ならではの素材やモチーフを使い、センス良く素敵な作品ばかり。最近は外出と言ってもスーパーに行くくらいだった身には、久々にキョロキョロ目移りしてしまう体験となった。
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物を増やさないをモットーにしていた私は物欲と戦う時間でもあったが、島の女性クリエイターさんたちによる多彩な作品を一度に見て回ることができ、目の保養かつ、大きな刺激となった。一方で、一緒に行った夫は会場入り口付近で一際目を引いていた大きな銅板に一目惚れしてしまい、カラフルなセマルハコガメとリュウキュウアカショウビンを描いた作品をお買い上げ。家宝として飾ろうと喜んでいる。