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はじめての、その先へ #9 石垣島カフェ文化
東京から友人が来て、市街地のカフェで落ち合ってお茶でもしようと連絡をもらい、ふと気づいた。石垣島にはオシャレなカフェはたくさんあるが、普段使いできるようなお手頃価格のコーヒー店チェーンはない。スタバは空港にあるが、島の人には非日常のオシャレアイテムに近そうだ。ドトール、プロントといった、内地にいるときに日常的にお世話になった庶民的コーヒー店は石垣島には進出していない。
石垣島のオシャレカフェは、海沿いにある景色重視系が目立つが、島で栽培したコーヒー豆を提供する本格派も実はある。「石垣島 カフェ」で検索すると、どれもインスタ映えする内装で、観光客に受けそうだ。島の住民もドライブがてらにカフェでお茶をする姿をたまに見かける。が、やはり価格設定が観光地ゆえに若干お高いレベルにあり、島民が日常的に使うとはあまり思えない。
では島民は廉価なコーヒー店がない中カジュアルなコーヒーを求めてどこに行くかというと、私の推測だが、マクドナルドやモスバーガー、A&Wといったファストフード店に流れていると思われる。まるで女子高生のように、ファストフード店でゆんたくを楽しむおばちゃん、おばあちゃんは数多く見受けられるのだ。確かに、都会のサラリーマンを基本ターゲットにした回転重視のコーヒー店チェーンよりも、のんびり居座れるという点で地元民にはファストフード店がむしろニーズに合っているのかもしれない。
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しかし、移住初心者としてはやはり、来島した友人を案内するにふさわしいお気に入りのオシャレカフェの一つや二つは持っておきたい。来年は重い腰を上げて、島のカフェ巡りでもしてみたいと考えている。